地域おこし協力隊の活躍にエールを!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

遠州の小京都」と呼ばれる静岡県森町に、千葉県出身の茶道家、Kさんが移り住み、地域おこし協力隊として町の活性化に携わり、森町の魅力を発信しているという。

 

Kさんが運営する「森町茶文化工房カフェ」は、地元の顔なじみから遠方の旅人もすぐ打ち解け合っているという。

 

Kさんは、地域おこし協力隊は自分一人では何も変えられない、地元の人たちが町の魅力を再発見し生き生きと暮らせるよう、茶を通じて人に寄り添い、心を通わせる橋渡しをしたい、と語っているという。

 

弘前大大学院の平井太郎准教授の調査によると、地域おこし協力隊の隊員の25%が着任から1年以内に辞めていることが分かったという。

 

半数近くは、地域住民や行政との関係で悩みを抱えているという。

 

活動を終えてその地域に定住した人も、3~4年後に25%が、7~8年後には43%がその地域を離れているという。

 

今回の森町の例は、協力隊のKさんがお茶を介して地域に根を下ろして成功していますが、所得を安定させることが成功の秘訣だと平井淳教授は訴えています。

 

森町のKさんも生計の道を築いています。

 

しまだ環境ひろばが連携・協働している「相賀の里の会」のホームページ制作に、川根に根を下ろした、島田市地域おこし協力隊のSさんの協力を頂いてホームページを立ち上げました。

 

Sさんも協力隊の任務を終えて川根地区に根を下ろした方ですが、周辺地域で彼の持つ豊富な経験を活用しながら、生計が立つ様に支援して行きたいものです。

 

相賀地区のまちおこしを目的に立ち上がった「相賀の里の会」も、地域に存在する財産と、周辺の人材を活用して、まちおこしを成功させたいものです。

 

森町の地域おこし協力隊のKさん、川根町に根を下ろしたSさんに、エールをおくり益々の活躍を祈念したい。