コロナ禍、「換気と省エネの話」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

コロナ禍で、政府はコロナの感染拡大防止と経済再生の両方のバランスを取りつつ、アクセルとブレーキを踏み分けています。

 

ロックダウン(都市封鎖・建物やエリヤから出入りを規制)という手段もありますが、それでは経済活動がマヒしてしまうので、薄氷を踏む気持ちで国民への協力を求めています。

 

マスクの徹底、うがいの励行、体温管理、出入り口での手消毒、3密(密接・密閉・密集)の回避は国民の常識です。

 

その上で、空気感染も疑られていますので「換気」が重要です。

 

昨日(12月16日)、静岡県地球温暖化防止活動センター」から「ScccA  News 432号」を受信し、その中で「換気と省エネの話」が掲載されていましたので、原文に近い形で紹介します。

 

         <SCCCA  News 換気と省エネの話>

 

これからの暖房シーズン、(いつもと一味違うコロナ禍での)「換気」と省エネのお話を少し(*^▽^*)

 

■ コロナ禍のエアコン暖房と「換気」のポイント

 

換気をしつつ…でも省エネのポイント等を色々調べてみましたので、ご紹介♪

 

換気と言えば…多くのエアコンには換気機能がついていないため、みなさん「窓」の開閉で換気をすることが多いと思います。

 

そこで…よく聞く質問が、【換気する時に、暖房を消した方が良いか?】。

 

これについては、「つけたままでよい」というケースがほとんどだと思います。

 (エアコンを再度つけなおすと、電力使用量がUPしてしまうから)ので、【消した方が良いか?】の答えは【NO、つけたままでOK】です。

 

 

そもそもの換気の方法については諸説ありますが、コロナ対策として紹介されているもの(推奨されている)で多いのは、30分に1回くらい(5分前後)はした方が良いよ、というものだと思います。(人が多い場所などでは30分に1回程度では不十分とされていることも)

 

ウィルスなどは外に出したい→ずっと窓を開け放っていれば良いのはわかる…、わか

るけれども、やはり冬…寒い!というわけで、できるだけ部屋の温度を下げずに【効率的に換気がしたい!】という方も多いと思います。

 

ですので、以下お部屋ケース別の換気についてご紹介します。

 

 

【効果的な部屋換気の仕方】

 

 ★もし2つ以上の窓などがある場合は、風の入口・出口を意識して両方開けましょ

う。(部屋の中で選べるなら、対角線上の窓を開けると空気の通り道が長くなり、より換気効率が良いです※。そして、入口は小さめ、出口は大きい方が更に良いです。

 

さらに、エアコンから遠いところの窓を開けた方が省エネにも繋がります) →※夏場、置きっぱなしの車の熱い空気を出す時も対角線上のドアを開け閉めすると効果的

 

★窓が1つしかない場合は、扇風機を窓に向けて、部屋の中の空気を押し出すよう

にしてみしょう。

★ドアなどで部屋を区切ることが難しい場合は、部屋で1つ&台所の換気扇を1つ…

 という方法もあるそうです(これは効果的というよりは換気の仕方の一例として)。

 

【他にも】

 

 ★日中、日が当たっていたらカーテンなどを開けておきましょう。夜は閉めておき

ましょう。(エアコンの設定温度と室温の差が大きいとより消費電力が上がってしまいます。そのため、空気を温められる日光は入れて、冷気しか入ってこない夜は窓まわ

りをガード!)

 

 ★ 加湿も意識!!乾燥している部屋ではウィルスが飛び回り続けやすいそうです。

加湿すると水分を取りこんでウィルスが重くなり、空気中に浮いていづらくなる=感染リスクDOWN。

 ★ 風が強い(窓を開けると風を感じる)、部屋が小さい、などの場合は、

  短時間でも換気ができるということです。(目安で5分、といってももっと短く

できるかも) 

 ★ 窓を開けている時(換気中)や、その直後は、特にひざ掛け・ストール・レッグウォーマーなどを使って寒さをやわらげましょう。

もちろん、窓を閉めている時もぜひ手首・足首・首をあたためるのがGoodです。エアコンをガンガンにしなくても、結構温まりますよ。

 

1つひとつは小さなことですがぜひやってみてください(*^▽^*)

 

政府がどんな感染防止策を取ろうとも、国民の最大協力が必要です。