長野県富士見町の「森のオフィス」に感銘

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(1月16日 土)の早朝のテレビで、長野県諏訪郡富士見町の、「森のオフィス」を紹介していました。

 

筆者も島田市相賀地区でまち起こしを目的に立ち上がった、「相賀の里の会」に携わっていますので大変興味深く拝聴しました。

 

「森のオフィス」は、富士見町に長い間放置されていた古い木造の大学の保養所施設をリノベーションし、高速ネット回線やビデオ会議システムなどを備えた複合型ビジネス交流施設に蘇らせたもの。

 

建物の管理は行政、運営は民間と役割分担がうまく機能し、都市圏からの移住者、2拠点生活者(都会と田舎生活の両立)など参加者が増えているという。

 

森のオフィスで何かやりたい。その何かを持った人同士がコラボするなど、プロジェクトが120~140件に達しているという。

 

すばらしい!

 

島田市相賀地区でも、小学校の合併計画が決定し、地元「相賀小学校」の校舎や敷地の活用計画が本格化しています。

 

何に利用すべきか、いろいろ選択肢がある中で、長野県富士見町の「森のハウス」構想も非常に参考となる。

 

何でもそうですが、人材がいなければどうにもなりませんが、狭い地元の中だけで無理があります。

 

企画者だけでもダメで、やはりスキルを持った技術屋がいなければなりません。

 

富士見町の「森のオフィス」は、スキルを持った人材に先ずは場(オフィス)を提供し、集まった人材同志をうまくくっつけてプロジェクトを作り、事業化して行くところがミソである。

 

企画者と技術屋を集めるのは大変であるが、素晴らしいアイディアである。

 

今、相賀の里の会は設立5年目で踊り場を迎えているが、その道の技術屋がいない。

 

相賀地区には、耕作放棄地や古民家がいっぱいあり、廃校が決定している小学校もあり条件は揃っているが人材不足。

 

地元に人材がいなければ、「森のオフィス」のように、よそ者に求めるしかない。

 

その度量があるかないか。

 

「相賀の里の会」は今が正念場! 頑張ってもらいたい。