自治会3役の人材づくり

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」です。

 

会社をリターヤーして、多少なりとも世の中に恩返しをしたいと、若さに任せて地域社会の役員や事務局をいくつか引き受けて今日に至っています。

 

平成29年には自治会の3役(会計役員も兼務)も引き受けて2期4年、退任の意向を示して今日まで補充のニュースを待っていましたが、嬉しいニュースが届きました。

 

今夜、自治会の選考委員会から、正式に後任が決まったとの知らせ。

 

4年間経験して、3役は非常に忙しく欠員のまま退任は絶対にしたくないと思っていた矢先でしたので非常に嬉しい。

 

これで心置きなく退任ができる。

 

既に新年度入りをしているので、とりあえず留任の役員に業務引き継ぎは終えていましたが、申し訳なさで悶々としていましたが、これで肩の荷がおりました。

 

自治会の世帯数は、1,200世帯、人口3,400人の大自治会ですが、立派な方はいっぱいいますが、役員になり手がない。

 

選考委員会も苦労していますが、現役役員も退任を言い出しづらい。

 

市民活動団体も同じように会員数の減少や後継難に見舞われています。

 

自治会の3役や市民活動団体の代表は連番制というわけにはいかない。

 

後継者づくりは、それなりの準備が必要だ。

 

地域の大祭りのように、年寄りに継いで若年寄青年会というような次世代を担う組織をつくり、自然に人材ができて行く仕組みを自治会でも作る必要がある。

 

現在のように場当たり式の人材登用は無理がある。

 

世の中はデジタル化の時代だ。

 

パソコンができなければ役員に不向きの風潮もあるが、事務作業(事務員体制)と政務を切り離す手もあるがどうしたものだろうか。

 

一方で、役員のやりがいや満足感、達成感を感じるような職務にして行かなければならない。

 

今はその魅力が薄い。

 

このまま行くと、市民活動団体も自治会も近い将来、崩壊する団体が多数出てきそうだ。

 

行政も含めて、真剣に考える時が来たようだ。