実行できるのは、「若人」ではないか。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、イデオロギーや政党や宗教に首を突っ込むことはありませんが、若返りや女性の参加には大賛成です。

 

今日(9月29日)は、自民党の総裁選挙で、事実上の我が国の宰相選びの日ですが、是非共若返ってもらいたい。

 

これまでも、高齢者の政治家がたくさんの改革案(戦略)を提案されましたが、実行しないので基本的に変わりません。

 

提案したことを実行する!

 

当たり前のことができていません。

 

単なる行事をこなすこととは意味が違います。

 

行事ならば完璧に遂行できるのに、改革案(戦略)は中々実現しない。

 

これは、国でも自治体でも自治会でも市民団体でも同じことです。

 

地方や地域に近くなる程、変えようとすることに抵抗が強くなります。

 

地域のエゴ、人のエゴが出ます。

 

従って、自治会や市民団体の活動は、どうしても「行事の遂行」が中心になります。

 

行事をこなしていれば、やった気持ちになり、何と言っても無難です。

 

住民サービスを変えようとすると、手間と時間がかかり実行まで行けないのです。

 

自治体や自治会や市民団体が、行政サービスや事業(活動)の改革・改善を図ろうとしても中々できないわけはここにあります。

 

なぜ実現しないのか、それは改革案には相手(損をする人と得をする人)がいて、説得ができないか、突破する気概や執念がないからだと考えます。

 

波風を立てたくない。

 

そんな単純なものではないのかも知れませんが、若い人ならこれを乗り越えられるのではないか、と期待する。

 

それと、実行するためには具体的行動計画と作業手順(6W2H)が必要ですがこれを完全に示し、納得させることができていない。

 

 ■ 6W2Hとは、いつ(時間)・どこで(場所)・誰が(主体)・誰に(相手)・何を(目的・人・モノ)・なぜ(理由)・どのように(手段・方法)・いくら(予算)を言う。

 

この中で、一番重要なのが「なぜ(理由)」です。

 

人は、その改革案が何故必要か、特に反対する人に「何故必要か」を納得させるのが一番難しい。

 

これを突破できないので、多くの改革案は中途半端に終わるか、挫折する。

 

今回の自民党総裁選は、多くの改革案が出てきて、対抗するように野党からも出てきたが、要はどう実行するかだ。

 

まだ単なる提案に過ぎない。

 

実行してもらいたい。

 

実行できるのは、しがらみのない若人ではないか。