盲目のアスリート、稲葉さんに学ぶこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日は、105歳で円盤投世界新記録を目指す、盲目のアスリート 稲葉 統他(いなば もとなり)さんの講演内容を書きましたが、当日はその他にも参考になることがいっぱいありましたので報告します。

 

 ■ 筋肉は鍛えれば元に戻る。前に経験があれば身体は鍛え直せば元に戻る。

 ■ こういう意見もあると思うこと。人の意見を受け入れる、そうすればイライラはなくなるしストレスもない。家庭円満の秘訣!

 ■ 靴下は裏返して洗濯、足のアカや菌が取れる。それを奥さんにやってもらうのではなく自分でやる。

 ■ 家庭内でも手を触れるところは小まめに拭く。自分でやる。

 ■ 間食は一切しない。朝昼晩の3食をしっかり食べる。胃を休ませる。その代わり食事制限も一切なし。薬も飲んでいない。血圧正常、病気無し、ストレスなし。健康診断はいつも全く問題なし。

 ■ 多くの病気はストレスが原因、ストレスを無くせば病気は少なくなる。

 ■ 常に次なる目標を持つ。時間が経てば目標も変わる。新しい風を入れる。

 ■ 生き甲斐を発見、社会貢献!

 

30歳で視力を失った稲葉さんは、中学時代に経験した柔道を思い出し精進を重ねて、2000年にシドニーで開催されたパラリンピックで5位入賞を果たした。

 

2006年に一度は引退したが、2013年に東京オリンピックパラリンピックが決まり再び稲葉さんの闘志に火がついた。

 

2000年の国内大会で視覚障害F11級の日本新記録を更新したが、東京パラリンピック出場資格の世界4位以内に入れず出場はかなわなかったが、稲葉さんはめげず次の新しい目標を立て再び挑戦を始めました。

 

それが、① 2024年のパリオリンピック・パラリンピック出場 ② 105歳で健常者を含めた円盤投世界新記録挑戦だ。

 

稲葉さんの止めのない挑戦意欲と、実現のための弛みない努力に頭が下がる。

 

稲葉さんの益々のご健勝とご多幸を祈りたい。