環境問題に理解が深かった先輩を悼む

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばの会員のY・Kさんの夫(S・Kさん)が、お亡くなりになりました。

 

心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

S・Kさんは会員ではありませんでしたが、筆者よりも年齢は一級上で非常に環境問題に精通し理解があり、いろいろな面で支援を頂いた良き先輩でもありました。

 

 ■ 会で取り組んだ「タイタンビカス」の花の苗を無償で提供、一緒に移植作業もやってくれました。

 ■ 会で取り組んでいる「手づくり味噌の会」にも毎年参加下さり、すっかりフアンになってくれました。

 ■ 会の理事会の会場に自宅を提供してくれたりもしました。

 

会員のY・Kさんは、多彩な趣味の中でも、パッチワークはこれまでいくつも大作を創作し大会で入賞、かたわら生徒を集めて先生をするなど精力的な方です。

 

しまだ環境ひろばの中では、これまで島田市くらし・消費・環境展」の説明看板づくりや、レジ袋有料化に伴う「マイバックづくり教室」の講師等を担当し、余人に代え難しの戦力で、現在は3期6年役員(理事)も勤めています。

 

悲しみに暮れているY・Kさんには会に戻って、是非また一緒に活動したい。

 

しばらく静かに待ちたい。

 

会員全員が高齢となってきました。

 

NPO法人化(平成23年 2011年)以来、会員本人のご逝去は3名、会員が亡くなって行くのは本当に淋しい限りです。

 

島田市環境基本計画の策定と、書かれている市民の取組みに全方位で活動している市民団体はしまだ環境ひろばしかいません。

 

このまま消滅・解散するのは誠に忍び難い。

 

何とか若い人たちに継承を試みていますが、なかなか実現しません。

 

市民環境活動団体が次々と姿を消している中、深く思案する今日この頃です。