「そばかすミカン」が食べごろとなりました。
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
しまだ環境ひろばでは、放置竹林を再生して「果樹園」にし、主に柑橘類や梅の栽培をしています。
年末に収穫し今日まで保存しておいた「ミカン」が食べごろになりました。
農薬を使わないで、目視による害虫駆除や、白カビや黒点のついた枝や幼果の切り落とし程度の防御しかやっていませんので、姿形は良くなく、白カビや黒点もついたままです。
皮は硬く、中の袋も丈夫で食べにくいが、非常に酸味と甘みが噛み合わさって濃厚で美味い。
ミカンは5月~6月の開花期や幼果期には白カビや黒点対策、夏場はカメムシ等の害虫対策で、大量の農薬を散布するのが普通ですが、しまだ環境ひろばは主担当が手作業でやっています。
手が足りないので放置してあるのが実態ですが、見た目や食べ辛さはあっても安心・安全で味は濃厚です。
どちらを選ぶかは、人それぞれですが筆者は見た目よりも、安心・安全で味が濃厚の方を選びます。
会員には12月に配りました。
手づくり味噌で協働している東光寺の「園田農園」さんは、有機農法で化学的肥料や農薬を一切使わない農法をやっていますがミカンは、「そばかすミカン」として売り出し、今ではフアンが出来、収穫したミカンはフアンで捌けているようです。
訳ありミカンではなく、無農薬で安心・安全、ブランド名は「そばかすミカン」と銘打って堂々と売って成功しています。
世の中には、農薬や化学肥料を何とも思わない人、凄く敏感で安心・安全を第一義に考える人、人それぞれですが確実に後者の人が増えています。
手づくり味噌も、一般のスーパーで売っている味噌と比べると価格はかなり高いですが、確実にフアン(リピータ)は増えています。
来年以降、有機農法の園田農園さんと協働して、もっともっと「そばかすミカン」や「手づくり味噌」のフアンを増やしたいものだ。
頑張ろう!!