コロナ禍、毎日出動、市民農園は楽しい!

NPO法人 しまだ環境ひろば「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、4ヶ所の市民農園を維持・運営しています。

 

昨日紹介した御仮屋市民農園に続いて今日(1月18日 火)は、中溝町コミュニティ農園」について紹介して見ましょう。

 

農園に参加して自分の菜園を持つと、日常の過ごし方が一変しますよ。

 

何しろ、相手は生き物であり世話をしなければ枯れてしまいますし、天候次第ですから日常行動の優先度が違ってきます。

 

農作業を手抜きをすればそれなりの収穫ですが、手を入れれば入れるほど良いものがとれ、自分で作る喜び・達成感を得られます。

 

 ※ 農作業は、耕運・畝づくり・石灰と施肥・種まきや苗植え・水やり・間引き・草取り・土寄せ・霜よけ・ツルものは垣根づくりなどなどやることがいっぱい。

 

<しまだ環境ひろば 中溝町コミュニティ農園の経緯と現状の紹介>

 

 ■ 市街地の真ん中に雑草地になった休耕田あり、平成21年(2009年)6月、地主に交渉して借用し開園しました。

 

  ◆ 会員総出で数日かけて、雑草の草刈り・チガヤ除去(芝生のようなしぶとい草)・石灰、施肥を行いました。チガヤの除去には苦労しました。

 

 ■ 総面積約350坪(約1100㎡)のうち、280坪を共同畑に、70坪を個人畑として活用を始めました。

 

  ◆ 個人畑は、一区画を約2坪(タタミ4畳)に区切り、20区画を用意しました。貸出料は、共同畑を応援することを条件に無料としました。

  ◆ 共同畑は、秋~初夏までは「菜の花」、初夏~初冬までは「大豆」と2毛作栽培を行いました。

  ◆ 菜の花は、「苗植え」・「菜の花まつり」・「菜種油の保育園へ寄贈」などなど、大豆は、「手づくり味噌の体験会」へと、しまだ環境ひろばの「市民・児童環境教育」の素材として使われました。

 

■ 平成30年(2018年)、地主より近くの食品スパーの駐車場へ転用計画が示され、270坪を返還、残された80坪(個人菜園)で今日に至っています。

 

現在、中溝町コミュニティ農園(80坪)は個人畑だけとなり、4人の市民が20区画を思い思いの野菜を栽培し、空きスペースはありません。

 

筆者も夫婦で一部区域を借りて露地野菜を作っていますが、農作業は途切れることはないので、毎日楽しく出動しています。

 

勿論、無農薬栽培で安心安全、形の悪いものは刻んで天日に干して乾燥野菜に、余ったものは近所や親族にお裾分けして喜ばれています。

 

コロナ禍、行くところがあって幸せです!

 

市民のみなさん、市民農園に参加しませんか。