中溝町コミュニティ農園で「春ジャガ」の準備

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(1月31日 am)は、「しまだ環境ひろば 中溝町コミュニティ農園」の耕運(耕運機で土起こし)を行いました。

 

中溝町コミュニティ農園は、嘗ては350坪(約1100㎡)の雑草地でしたが、会員総出で草を刈り、大型耕運機を入れて耕運、しぶとい雑草の根を拾い、やっとで畑に再生し市民農園を開設したものです。

 

平成21年(2009年)6月、もう13年前のことです。

 

秋から春は菜の花を、夏から秋は大豆を栽培、菜種を搾油して「菜種油」を近隣の保育園に寄付を、「大豆」を収穫して手づくり味噌づくりの会へ供給。

 

農園では、菜の花の種まき、苗の植付け、菜の花まつり、菜種の刈り取り、大豆の種まき、苗の移植、枝豆の収穫、大豆の収穫などなど、保育園の園児たちと一緒に作業し、それはそれは楽しい充実した時でした。

 

平成30年4月、近くの食品スーパーの駐車場にするからと、地主から畑の返還要請があり気持ち良く引き渡し、現在は80坪(約250㎡)残った小規模の畑を市民3名で維持管理しています。

 

畑の返還は丁度良いタイミングで、しまだ環境ひろばの会員の高齢化、会員減少で350坪の維持管理が難しい状態でした。

 

現在は80坪の畑で手づくり味噌の会への一部の大豆供給や、季節の野菜を作って維持しています。

 

3名の高齢者には丁度良い広さで、適度の農作業で健康維持・高齢者の拠り所・野菜づくりの喜び・地産地消への貢献などなど、かけがえのない居場所になっています。

 

今、「移住」がブームになっていますが、近くにある市民農園に参加すれば、借りた区画は自分の城であり、ルールさえ守れば誰に遠慮することなく、好きな野菜や穀物をつくることができます。

 

出掛ける所がない日は農園に出て、うまい空気を吸い、適度な汗を流し、「移住気分」を味わえます。

 

今日は「春じゃがいも」の植付けの準備のため、耕運機で土起こしを行いました。

 

耕運機は2009年の「全労災地域貢献助成事業」に応募し、合格した助成金で購入した小型耕運機で、もう13年も動いています。

 

しまだ環境ひろばの会員が元気な時は、業者から借りた中型耕運機と人海戦術で350坪を耕しましたが今はもう無理です。

 

全労災さんには感謝!感謝!です。全労災さん、ありがとう。これなしではとてもできません。

 

近日中に「春ジャガ」の植付けを行います。