NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今朝(6月8日 水)は、不定期ですが概ね一週間に2回の「生ごみ自家堆肥化処理」をしました。
筆者宅では、生ごみは自分で処理をしていますので、毎日出る生ごみは「生ごみ専用バケツ」に無造作に放り込み、一週間に2回堆肥化処理をしています。
※ 生ごみ専用バケツは、嘗て藤枝市が各家庭に配ったものをメーカーに分けてもらったもので、外箱と内箱があり水は内箱に溜まる構造で、蓋はしっかり閉まる密閉構造になっており臭気は全く感じません。価格は1,500円でした。
生ごみを堆肥にするには、適当に水分も必要なので「水切り」の必要もなく、バケツに溜めるには全く労度はかかりません。
生ごみの堆肥化処理時間も5分とかかりません。
■ 用意する用具:普通のポリバケツ2個・丈夫な布袋8枚・小型シャベル1つ・計量カップ2つ・大きめのスチロール箱2個
■ 基材(床材): 生ごみと混ぜて発酵を促進する材料です。
腐葉土(ホームセンターで1袋200~300円)・米ぬか・使用済天ぷら油
■ 堆肥化要領
(1)生ごみの量と同じ位の腐葉土を、ポリバケツ2個に分けて1/2づつ入れる。
(2)ポリバケツ2個に、米ぬかを茶碗1杯づつ位入れる。
(3)ポリバケツ2個に、使用済天ぷら油を大さじ2杯づつ位入れる。
(4)1~3をポリバケツの中で小型シャベルで良くかき混ぜる。
(5)生ごみ専用バケツの内箱を取り出し、中の生ごみをポリバケツ2ヶに1/2づつ入れる。
(6)1個のポリバケツに、もう1個の生ごみを放り込み、交互に移して何回か繰り返し基材と生ごみを良く混ぜる。
(7)基材と混ざった生ごみを、丈夫な布袋に入れて口を紐で縛り、後はスチロール箱の中に転がし、蓋を締めて一ヶ月保管するだけです。
(8)一ヶ月経過したら、もう一つのスチロール箱に布からでき上った堆肥を出して、ほぐして順次堆肥を使って行く。
作業はたったの5分!、やる意思があれば誰でもできます。
生ごみの自家堆肥化は、多かれ少なかれ、「臭い」と「虫」は付き物です。
基本を守ることです。
筆者宅の方式は、臭いは殆どありませんが、時々「虫」が、袋の中には湧きませんが、外面に付くことがあります。
驚いてはいけません。虫が付いたら冷静に箸で取って潰しましょう。
生ごみの量は一日一人当たり、両手に乗る程度の量です。
生ごみの堆肥化は、市が集めて工場で集中的に処理をしている自治体もありますが、家庭にある間の少量の内に、「自家堆肥化」するのが最適です。
そうすれば、大規模な焼却センターもごみ処理経費もいりません。
今月は、「環境月間」です。
みんなで生ごみの自家堆肥化を考えて見ましょう!