NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(12月18日 日 am/pm)は、相賀の里の会の今月第2回目の「ゆきちゃん(ヤギの名前)の放牧場づくり」に出動しました。
※ 相賀の里の会は、島田市相賀地区にヒタヒタと迫ってきた過疎化に歯止めを掛けようと、平成27年(2015年)10月、地元と周辺の有志が立ち上げた会です。
地元の遺産である古民家や耕作放棄地を再生した「杏子の郷づくり」を中核に、大豆栽培や手づくり味噌づくりの普及など活発な活動を展開してきました。
設立以来活発な活動を展開してきましたが、市民活動は5年くらいで転機を迎えると良く言われていますが、当相賀の里の会もそんな境遇に見舞われ今年は7年目です。
杏子の郷づくり活動は継続していますが、一時ヤギの飼育事業を本格的に考え3頭の子ヤギを飼い、立派な放牧場を作った経験もあります。
残念ながら2頭は不注意で死んでしまい、残った1頭を継続飼育して行くことになり、今回の放牧場づくりに至ったものです。
今日は放牧場づくりの2日目で、9人の会員が寒風の吹く中に出動し、板囲い作業を行い概ね放牧場は完成しました。
飼えば可愛いものです。ゆきちゃんはもう6歳か?人間で言えば高齢者の仲間に入って来ました。
寒さには強いようですが、ねぐら兼放牧場ができて、ゆきちゃんも喜んでいることでしょう。
飼育は会員のKさんが担当、毎日草場に連れ出すのが日課となります。
今日は放牧場完成後、ご苦労さん会を兼ねて忘年会となりました。
設立7年目、いろいろな思いがありますが、「相賀の里の会」はどういう役割を担って行くのか。
地元にはいろいろな課題があります。
相賀小学校の廃校やその活用問題、白山神社の伝統の継承問題、高齢化による農業の担い手問題等々たくさんの問題がありますが、今日の忘年会の中で議論は尽きませんでした。
そんな中で「相賀の里の会」の役割も、先々いろいろありそうです。
元気で頑張って行きたいものです。