「島田市くらし・消費・環境展2022」の反省会

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(12月20日 月 pm)は、島田市くらし・消費・環境展2022 第4回実行委員会(最終回・反省会)に出席しました。

 

今年度の「島田市くらし・消費・環境展2022」は、去る11月12日に、過去の会場「プラザおおるり」から始めて「音楽広場 ぴ~ファイブ」に移して開催、来場者の減少を予想しましたが、まずまずの入りとなり無事終了しました。

 

今日の会合は、その結果報告と反省会でした。

 

事務局(環境課〈総事務局〉・生活安心課〈会計〉)よりの結果報告は次の通り。

 

■ 来場者数 581名(アンケート用紙配布枚数)

■ 来場者アンケート回収総数 314名

 ◆ 当展示会を何で知ったか? 島田市公式LINE 136人(43%)が圧倒的

 ◆ 当展示会の感想は? とても良かった 64% 良かった35%と高評価

 ◆ 来場者の年齢構成は? 小学生以下 35% 20歳未満 5% 

   20~30歳代 25% 40~50歳代 25% 60歳代以上 10%

   中学生・高校生の来場者が異常に少ない!

 ◆ 来場者の自由意見は? 楽しかった。勉強になった。環境に対する意識が高まった等々、評価する意見が多かった。

 

 出展団体の意見

 ◆ 良かった点:産業まつりとの同時開催・市長の会場激励巡回・市民の説明を聞く態度や理解度が高かったこと等々。

 ◆ 悪かった点:市民活動団体や事業者の出展が激減したこと。

■ 監査報告

 ◆ しまだ環境ひろばは、今年度は「会計監査」を担当しましたので、会計処理は万全であったことを報告しました。

 

最後に、次年度の開催について事務局より次のような発言があり、会議は最後になり立ち往生しました。

 

今年度まで「くらし・消費・環境展」で開催してきたが、「くらし・消費分野」で活動する市民活動団体が消滅し、出展もゼロとなった。来年度の目処もない。

 

「環境分野」で活動している市民活動団体も2団体のみになり、このまま「くらし・消費・環境展」の名前で開催することはできないので、まだ決定ではないが出展希望があれば、別なイベント(例えば産業まつりとか元気市)への出展のお手伝いはしたいとのこと。

 

これまでは、場を用意するのは市、そこに参加するのは市民・市民活動団体、のように役割分担されてきたが、これからは市はお膳立てはしない意向、市民・市民活動団体が企画立案し市はそのお手伝いはするという。

 

人口減、歳入減、財政難になって行くのは必至、これまでの市民サービスは維持できないのは分かるが、市民・市民活動団体にその力が果たして育っているか疑問がある。

 

そういう方向性は理解できる。

 

当問題は、事務局より最初は「決定した」を「まだ決定ではない」に席上変更し、継続検討事項として先送りされたが、来春頃までには決着することで、本日の会合は散会となりました。

 

市民活動は難しい時代になりそうだ。