「ごみフェス静岡2023」報告パート2

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、昨日(5月14日 日)の「ごみフェス静岡2023」に出展しましたが、あいにくの雨で来場者は少なかったが、ブースを訪れて来た一人ひとりの市民とはじっくり話し合いができて非常に良かったと思う。

 

 ■ 今回は、「ごみを出さないフェス」「ごみの減量をみんなで考える」ことをテーマに、ごみの減量を目指す店や市民団体(量り売り・物々交換・リユース・雑紙の分別・生ごみの自家処理等々)が多数出展しました。

 ■ しまだ環境ひろばは、雑紙の分別・資源化と、生ごみの自家堆肥化」を訴えた大説明看板を壁に貼り、独自開発をした腐葉土生ごみの堆肥化」の実機・実物を展示し挑戦を訴求しました。

 

筆者は、朝10時~午後4時まで、約20名の市民の対応に当たりましたが、既にトライしているが今一つしっくり来ていない人や、興味は持ちつつこれからトライしてみようと思っている人それぞれであるが、総体的にごみの減量意識は高いと感じました。

 

会場には染谷市長もしまだ環境ひろばのブースに訪れ数分立ち話をしましたが、市長もごみの処理経費が年々アップしていることに頭を悩ましており、それをやるには市民の意識改革が先であるという認識では一致しました。

 

小さなことだが、「紙をクシャクシャと丸めてごみ箱にポイする悪いクセ」、「三角コーナーをシンクの中に置く悪い習慣」、小さなことから直して行く意識改革、市民運動化が市役所の仕事であることを訴えました。

 

最後に市長は、「市民の意識改革は本当に難しいことですね」と言って他のブースに移って行きましたが、ごみ問題には真剣に取り組んで行く決意が見えました。是非頑張ってもらいたい。

 

次いで、市役所からはN部長が個人レベルで訪れ、結構長い話をしました。

 

市民と行政の連携・協働が最近受動的になったことについて、行政はこれまでのように活動を先導するのではなく、市民の自発的活動を待つ、見守る、相談されれば支援するスタンスになったという。

 

市民の自立・自発的活動に期待することは筆者も大賛成だが、市民の意識改革や大きな流れを作って行くことは行政の役目であるという認識では一致しました。

 

そして、市民の意識改革や大きな流れを作ることに、市民活動団体も連携・協働して役に立ちたいのである。

 

昨日はブースの説明員として、理解力のある市民、市長、行政の部長と話合いができましたが、一日充実した時間を過ごしました。

 

ごみの減量問題も、連携・協働問題も、古くて新しい問題でいつまでも変わらず、永遠の課題ですが、何とか話合いを付けて総合力を発揮して成果を上げたいものです。