NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(10月15日 日 am/pm)は、島田市(環境課)主催の「しまだ脱炭素未来ワークショップ」に参加しました。
今日の参加者は30名、構成は中学生・高校生・会社員・高齢者・市の職員などで、市も公募に苦労したようだ。
目的は、特定非営利活動法人地域持続研究所(千葉大学研究グループ OPoSSum)が作成した「未来カルテ」を基に、参加者が未来(2050年)の市長になったつもりで、現在・未来の市の状況を把握し、課題とその提言を今の市長に行おうというものです。
ワークショップは次のような順序で進められました。
先ずは30名が5グループに分けられ自己紹介、自分の口で紹介ではなく、自分の特長をA4の紙に書いて質問を受ける新しい形式でした。
次いで「未来市長」のミッションの説明があった。
市全体を視野に、2050年の未来市長の立場から、今の市長に実施してほしい政策を考え、どのような政策を実施すべきかを考えてください、と念押しされました。
次に、今の状態を続けるとどのような未来になるか「未来カルテ」の説明が数値であり、更にどこをどう変えればどれくらいのカーボンニュートラルが達成できるかのシュミレーションが行われました。
ここまでが前座で参加者のレベル合わせが終了。午前中に聞いた事項の質問や疑問を書き出し事務局に提出しました。
午後の部が始まり、質問事項は昼休み時間に事務局が回答をつくり、かなりの時間を使って説明があった。これも今回のワークショップの特長で、疑問を徹底的にクリヤーして置こうとの事務局の配慮かな。
午前中に学んだ未来カルテ情報などを基に、未来市長が直面する島田市の課題の書き出しが始まり、それをジャンル毎に分類しました。
さあここからが本番で、課題から政策提言のまとめにかかりましたが、いざ市のトップへの提言というレベルを考えた時、非常に纏めが難しかった。
筆者は主に、「退路を断ったごみの減量」と「エネルギー自給率100%」を提言しました。
それでも5チーム、曲がりなりにも提言をまとめ発表、途中参加の染谷市長から、提言の多くに講評がなされたが、本ワークショップは市長のコメントで終わらせてはならない。
今日取り上げられなかった発表外で、個別の提言の中に実に重要はことが含まれています。
市長はまとめ上げた模造紙を貰えれば全部目を通したいと講評していましたので、
是非共そうして貰いたいものです。
今、市政は課題が山済みです。今日のワークショップの中にも貴重な提言がありますので、事務局(千葉大研究グループ・市所轄課)は結果報告をお願いしたい。
今日の参加者のみなさん、長時間お疲れ様。