「島田市9月市議会・一般質問」2日目を視聴

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(9月8日 金)は、島田市9月市議会・一般質問」の2日目、M議員が、島田市環境基本計画」を取り上げて、ゼロカーボン施策や、再生可能エネルギー創出や、ごみの減量等々への取り組みについて質問すると言うので、オンラインで視聴しました。

 

しまだ環境ひろばは、環境基本計画の中に書いた市民の取組みを、この20年間具体的に実行してきましたので、環境基本計画には思い入れが強く、議員の質問には最大関心を持っています。

 

島田市議会の一般質問は、先ずは事前に提出済みの質問書に対して、市長から総括答弁があり、次に一問一答で担当部長から答弁がなされます。

 

M議員は今日は、大別して環境問題と防災問題に絞って質問をしました。

 

いくつかの質疑の中で、環境問題で重要且つ前進のあったもの、なかったものを取り上げて見ました。

 

 ■ 先ず、ゼロカーボンの実現のために、市民会議の設置の必要性を質したが、市は「脱炭素・未来ワークショップ」を、NPO法人地域持続研究所(千葉大研究グループ)とタイアップして、市民を公募で集めて、来る10月15日(日)に開催を計画中と回答。目的は未来の市長になった設定で、現在の市長に施策を提言すること。

※ ちなみに筆者は当ワークショップに応募しました。

 ■ M議員は、市民を幅広く集め(有識者・一般)、事業者、行政で意見を出し合い具体策を纏める「市民会議」の設置について食い下がったが、市は「ゼロカーボン推進協議会」的なものを考えてはいるが、全くの検討段階だと回答。筆者も市民会議の設置には大賛成です。

 ■ 次いで、生ごみ減量のためキエーロの普及、啓発が行われている。現状と課題について質したが、市はアフターフォローと、更なる普及策を約束しました。職員対象の「ワークショップ」を開催中と答え、市民を交えた「市民会議」の設定には言及しませんでした。残念!

 

更にM議員は、住宅の断熱化のための省エネ補助金対策や、再生可能エネルギーの導入、利用促進について質問をしましたが前進はありませんでした。

 

総括してM議員も意見を申し述べていましたが、いつまでも検討・研究は良くない。

 

筆者も10数年、地域の環境改善活動に取り組んできましたが、環境改善のスピードは鈍い。そろそろ成果を出す時だと考えています。