お笑い芸人、マシンガン滝沢のごみ談義

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日は日曜日(2月18日)、BS6チャンネル(TBS)朝10時からの「Style 2030 賢者が映す未来」という番組で、お笑い芸人 マシンガンズ滝沢修が出演し、「ごみの減量問題」を取り上げていたので興味深く視聴しました。

 

当番組は、ジャーナリスト・流通経済大学副学長の藤崎 孝が、時の話題に焦点を当てて賢者の思いを聴くもので、今日はお笑い芸人をやりながらごみの清掃会社に就職し、ごみの回収車に乗っている滝沢秀一」の登場でした。

 

去る5月14日(日)、島田市の市民活動団体「ゼロウェイスト研究会」が地域交流センター歩歩路で開いた「ごみフェス静岡」のクロストークショウに滝沢が出演し、出展した地域の市民団体と交流したことを思い出しました。

 

しまだ環境ひろばも、当ごみフェス静岡に腐葉土生ごみ処理器」を出品し市民にアピール、夜のマシンガンズ滝沢のトークショウも聴き爆笑しました。

 

さて今日の番組では、いつものお笑い芸人とは距離を置いて、真剣にごみの減量を語っていました。

 

一つひとつ非常に大事なことを語っていたが、視聴者がどれほど理解したか。

 

■ ごみの種類は(1)可燃ごみ (2)不燃ごみ2つしかない。いくつもあると思ったら間違いだ。基本的に「ごみ」というものは無い。

■ 紙だから可燃ごみということはない。油や臭いのついた紙を除いて分別すれば全て「資源」となる。

■ 多くの人は、生ごみを絞る(水分を切る)という発想が無く、中には味噌汁をそのままごみ袋に入れる極端な人もいて、水でビチャビチャなごみは重油を掛けて焼いており、税金の無駄使いだ。

■ 人のせいにしないで、自分の責任にすればごみは減る。

■ ごみの清掃人になった時、7,000円で買ったマイボトルを示しながら、今でも大事に使っている。物を買う時には最後まで使い切るという気持ちが「ごみの減量」につながる。

■ SDGs(持続可能な開発目標)という目標が世界に知れ渡って数年余、早く終了させたい!「ごみ」という言葉を無くしたい。

■ やればできる。スエーデェンという国は「ごみは全て資源」を幼児の頃から徹底している。

 

マシンガン滝沢は当番組の中で、「ごみの減量」をお笑いのネタに使っているが真剣に向き合っており、「自分はごみの清掃人になってから人格が変わった」と言っています。それくらいに当ごみ問題は重要だということだと思います。

 

しまだ環境ひろばも、設立以来20年この問題に取り組んできましたが、道半ばであり、マシンガン滝沢の言葉には全面的に共鳴できる。

 

筆者はこれをどう進めるか。一過性のお祭り的なイベントをいくらやっても効果なし。滝沢が言うように「自分の事として考える」当事者意識を持つための「一大運動」しかないと思う。