議員通信「フードロス半減!」を読んで。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(2月19日 月)の朝刊折り込みで、地元衆議院議員I氏の議員通信チラシが届き、見出しの「フードロス半減!」の文字が目に飛び込んで来ました。

 

一市民として日頃ごみの減量問題に取り組んでいて、中々成果が出ないことにジレンマを感じていますが、党派を超えて応援したいものだ。

 

と言いますのは、ごみの減量問題は、一過性のお祭り行事を何回やっても効果無し!、ライフスタイルや商慣習を変えてそれが暮らしの中で定着しないとダメだということだ。

 

今日のチラシの中にそれが書いてあり、すっかり嬉しくなり応援したい気持ちになりました。

 

I議員は、食品ロスの削減をSDGs(持続可能な開発目標)の12番のつくる責任・つかう責任求めていますが、結果的には「ごみの削減」にも結び付き、引いては地球温暖化防止」に貢献するものになって行きます。

 

■ 家庭系食品ロス削減対策は、(1)賞味期限・消費期限の運用改善 (2)地域取組みの全国展開 (3)徹底した広報によるライフスタイルの変化等々

■ 事業系食品ロスの削減対策は、(1)外食での持ち帰りのルール化 (2)フードバンク・子ども食堂の拡大とルール化 (3)食品製造・流通企業の商慣習(安全ルール)の見直し等々

 

しかしこれだけでは足りない。もっと項目毎に掘り下げて具体的な行動まで落とし込んで、くらしの中に定着させることだがこれが実に難しい。

 

悪しき習慣、悪いクセになっている(何でも捨てる・すぐゴミにしたがる)行動を、良い習慣・良いクセに直すのは大変なことである。

 

国家的事業・国民運動にしなければ、くらしへの定着はできない。

 

そのためにはフードロスの削減を、模範になる人が目に見えるように率先して実行、あらゆる媒体が当たり前のように取り上げる、ラジオ体操のように歌と実技を毎日流し国民運動化することが必要だ。

 

国民全体が、食材を全部使い切る、余分に買わない、作らない、食べ残ったら捨てる前に何か工夫する、ようになったら世の中は変わる。

 

今日のチラシを見て、是非そうなりたいものだと意を強くしました。