避難所の環境を憂う。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

コロナ対策をちょっと緩めると、如実に感染者の数が増え、改めて新型コロナウイルスのしぶとさを感じます。

 

新型コロナウイルスの災厄が収束しないまま梅雨のまっ最中、各地で集中豪雨に見舞われ、緊急避難を余儀なくされています。

 

コロナと、災害のダブルパンチ(複合災害)!

 

避難場所では、次の2つの対策が非常に心配されています。

 

すなわち、コロナウイルス感染症対策(3密=密閉・密集・密接)と、衛生対策がしっかり打たれるかどうか。

 

テレビ画面での報道を見る限り、各避難所は2つの対策が機能しているように見え少し安心しました。

 

 ■ 避難所の数を増やし、人数制限がされていた。

 ■ 会場はダンボールやベットで間仕切りがされ、これまでの避難所の悪環境が大きく改善されていた。

 

しかし、一方で以下のような傾向もみられ、避難所の環境を憂う気持ちは払拭できていない。

 

 ■ 避難者が、避難所の環境の悪さを予め予見し、避難を避けたきらいがあること。

 ■ 在宅で被災を受けた件数が比較的多い。

 

秋には、台風もやってきます。

 

季節を問わず、地震津波もいつやって来るか分からない。

 

コロナと合わせて、複合災害になる可能性は高く、課題は山済みです

 

3密を避けるためには、避難所はいくつあっても足りず、自治会が管理する公会堂も避難場所候補です。

 

備蓄品・間仕切り・トイレなどなど、常日頃からもっともっと真剣に準備態勢

整えなければならない。

 

今回の集中豪雨に接し、自治会役員として改めて危機感を持ちました。