台風10号が示唆した、コロナ禍での避難所体制

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

台風10号が、九州西海岸沖を縦断して日本海へ抜けていきました。

 

地球温暖化は、平均気温海面水温を長期的に上昇させており、台風の発生と威力を強め、今秋に向けて強い台風の襲来が危惧されます。

 

気象庁の前広な注意喚起が、自治体・住民・企業等に事前の備えを促し、被害を何とか最小限に食い止めた。

 

しかし場所によっては、避難所に想定外の人が押し寄せ大混乱をしたという。

 

コロナ禍で避難所も、通常の収容人数に対して3密を避けるための許容人数がどれくらいか、備えができていない所も多かったようだ。

 

そのために急遽臨時の避難所を設営したりして混乱に輪をかけたようだ。

 

島田市と地域自治会では、去る8月30日に「総合防災訓練」を終えたばかりですが、指定避難所や、自治会公会堂などに於ける、コロナ禍での収容体制3密を前提とした間仕切り・飲食料配布・トイレなど)がまだできていない。

 

今回の台風10号は、事前の備えや、人の避難行動を教えてくれています。

 

これまでの総合防災訓練で、消火・情報連絡・救出救護などの現場訓練はかなりできて来たと思われます。

 

中溝自治会も、8月30日当日は、隣組の安否確認や情報連絡訓練を中心に行われました・

 

また、日頃も、現場訓練(消火・給食給水・救出救護などなど)は、しっかりやってきました。

 

ただこれらの訓練は、本当に災害に遭遇した時にどれくらい機能するかどうかは分からない中で常道化してきていますが、コロナ禍での避難所の収容体制の確立の必要性を、10号台風は示唆してくれたような気がします。

 

これからが台風シーズン!

 

本格的な台風の襲来に備え、コロナ禍での避難所の体制の確立が重要課題になっていることは確かです。