「島田市くらし・消費・環境展2019」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日 (9月6日 金 am) は、島田市くらし・消費・環境展2019 第二回実行委員会」 に参加しました。

 

当展示会は、出展者で実行委員会を構成し、出展市民団体から、正副実行委員長を選出するルールになっています。 事務局には、環境課・市民安心課が交互に隔年で着いています。

 

しまだ環境ひろばは、過去5年間実行委員長を務め、去る7月30日の、第一回実行委員会で今年度も指名され6回目になり、今日も議長を務めました。

 

さて、例年、当展示会は10月初旬の開催でしたが、今年度は大祭り (帯祭り) の時期と重なり、仕方なく11月30日(土)としていました。

 

しかしこの日が学校公開と重複していることが判明、学校公開は児童は全員登校、父兄の多くも登校し、午後まで拘束されます。

 

当展示会の主な来場者は、小学生とその父兄であり、過去データを分析した結果、60%くらいが減ることが予想されます。

 

実行委員会は出展団体で構成されていますので、今日は冒頭で出席団体に経緯を説明し次の2点の話合いを行いました。

 

 ■ 11月30日に決行するか否か。

 ■ 順延するなら、年度内か、それとも来年度か。

 

議論は、2~3月は年度末で多忙、子どもたちのインフルエンザが心配、6月は環境月間、当展示会は10月開催が恒例化している、などなどの意見があり、まとめるのに苦労しました。

 

結局、学校公開日は回避し、開催日は来年10月に順延することが決定しました。

 

開催日が、一年先送りされましたので、今日予定していた、全体テーマや会場レイアウトなどの議題も来年改めて開催する実行委員会まで宿題事項としました。

 

一年中断することは苦渋の選択ですが、それだけ準備期間が延びたと善意に解釈して捲土重来を期すことにしました。

 

 

パソコンは必需品、扱いには往生しています。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

「しまだ環境ひろば」 の決議機関は、総会・理事会・定例会の3つですが、理事は3名であり、少ない理事で物事を決めることは馴染めないので、もっぱら総会と定例会で決めています。

 

総会も定例会も、会員ならどなたでも出席し審議に加われますので、日頃の話し合いは民主的な定例会を主としています。

 

総会は勿論ですが、定例会の議事録も、この15年間一度も欠かしたことはありません。

 

支援している、「相賀の里を良くする会」 の決議機関は、総会・役員会(幹事会)・全体会ですが、ここでも、会員なら誰でも自由に参加できる、総会と全体会を欠かさず開催し、議事録も設立以来欠かしたことはありません。

 

中溝自治会」 も、3役 (5名) の資料づくりは全てパソコンです。

 

議事録や案内チラシやポスター作りはパソコンですが、会員との連絡はもっぱらパソコン通信(Eメール)スマートフォンの使い分けです。

 

スマートフォンは便利ですが、議事録等のデータ送信には不向きです。

 

そんなわけで、もうパソコンのない事務処理は考えられませんが、時に経験のないソフトの扱いやトラブルには往生します。

 

一回覚えた処理も、暫く使わないと直ぐ忘れてしまい、再度マニュアルを開いて勉強のし直しです。

 

この時、処理法をメモしておけば良いのに、はしょったツケがいつもやって来ます。

 

今日も、恥ずかしながら、複数文字を〇で囲む処理を忘れてしまい、すっかり時間を費やしてしまいました。

 

漸く処理を終えてコピーをしようとしたら、今度はコピー機が動きません。故障診断番号が表示されて、トラブルシュートを繰り返しましたが復帰しません。もうあきらめかけた時、もう一度元電源(プラグ)をOFFにして、もう一度ONにしたら突然コピー機が動き出しました。

 

何しろ自己流で覚えたパソコン知識ですので応用が利きません。

 

市民活動団体の事務局の他に、元職場や学校のOB会の事務局もいくつか引き受けていますので当分、下手なパソコンから逃れることはできません。

 

パソコンに追われる毎日ですが、苦痛にならないように、楽しんでやりたいものです。

 

 

連携・協働で何か一つものにできないか。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

一市民団体の活動力は小さく、単独では世の中への影響力は極めて弱い。

 

従って、同じような理念や目標を持つ団体は、連携・協働すべきだが、その動きは鈍い。

 

島田市でも、市民団体同志の連携・協働は殆どなく、黙っていればどこからも提携話はかかってきません。

 

この10年、一度もありません。

 

そういう意味で、しまだ環境ひろばは、努めて自ら能動的に、連携・協働に動いています。

 

 ■ 相賀地区で、まち起こしを目的に立ち上がった、「相賀の里を良くする会」の事務局入りをして、環境保全を基盤としたまちづくりを展開しています。

 

 ■ 中溝自治会」 の3役入りをして、環境保全活動を模索しています。

 

 ■ 「大井川の水と恵みを考える会」 の発起人会に加わって、大井川の魅力を、地域の発展のために利活用する方策を考えています。

 

 ■ 島田市くらし・消費・環境展」 では、市民団体や事業者さんや、行政各課の環境活動を広く市民にPRすることによって、市民の環境意識の高揚に結び付けばと、

5年連続実行委員長を引き受けて今年度は6年目です。

 

 ■ 燃えるごみの減量化では、市庁舎の中に、「ごみの更なる減量化合同検討会」 を設置して検討したり、いくつかの市民団体を集めて、生ごみの堆肥化学習会」 を開催したり、「先進都市の視察会」 を企画したり、あらゆることを試みて来ました。

 

リストアップすれば枚挙にいとまがありませんが、全体に影響を及ぼすような成果を未だ得られません。自己満足の世界です。

 

はがゆい限りです。

 

これだけ財政が逼迫してきても、誰も困っていません。

 

一旦やり出したサービスは、無駄と分かっていても止まらない。

 

勇気を出してやめると言い出す人もいなく、それが続いている。

 

何とか、市民と事業者と行政が協働して、何かを一つものにする事はできないか。

 

一つ踏み出せば、あとはついてくる。

 

やりがい、満足感、達成感、自信も出て来る。

 

10年前、島田市では、市民と事業者と行政が連携・協働して、食品スーパーのレジ袋の有料化を何処よりも早くやり遂げた実績がある。

 

あんなことができて、何故、今できないのだろうか。

 

自らやらずして誰がやる

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日 (9月2日 月) 日経新聞朝刊 14頁 経済教室 コラム記事に、「SDGs軽視の怖さを知れ」 というコラム記事が掲載されました。

 

2015年 (平成27年) 9月に国連で採択された、「持続可能な開発目標 SDGs」 は、政府も企業も、そして地方自治体も、市民もいずれも2030年を目標に自主的に取り組むよう求めています。

 

記事は、SDGsは、自主的な取組みを基本に据えて、やれる人がやれるところからすぐ着手するというルールを強調しています。

 

ぼーっとしていれば置いていかれ、どんどん差がつくと警告しています。

 

記事は、主に企業経営者に諭していますが、SDGsは、全ての人の目標です。

 

島田市 第二次環境基本計画 後期基本計画」 でも、3ページに掲げ、誰一人取り残さない、SDGsの指標 「みんなのための・みんなで支える = 一人ひとりが主役」 を踏まえることが必要だとしています。

 

市政は、総合計画を中核として各種基本計画を実行中ですが、市民・事業者・行政がSDGsの目標や精神をしっかりと理解し、市民に、自らやらずして誰がやる! 自主自立の気概を持たせることが肝心。

 

市民向けの広報・展示会・学習会等々、意識して誰一人取り残さない、みんなで支える(共助)、やるのはあなた(自主自立) を前面に押し出して行かなければならないことを痛感します。

 

何でも人が頼り (公助頼み) の時代は終わった!

 

 

郡上市石徹白(いとしろ)地区のまちづくりを見て

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

8月30日(土) 午後5:00 朝日テレビ スーパーチャンネル の中で、郡上市 石徹白集落 (ぐじょうし いとしろ集落) のまちづくり」 の紹介がありました。

 

かつて、1200人以上いた住民は、現在250人、110世帯まで減少。

 

典型的な過疎化、限界集落の一歩手前でした。

 

そこに、2007年から、「小水力発電所」 を建設しようという試みが始まり、これがきっかけとなって地域に活気が生まれたという。

 

石徹白地区には、先人たちが手掘りで築いた農業用水路があり、これを使って集落のほぼ全世帯が出資 (800万円) し、小水力発電所づくりが始まりました。

 

事業投資額は、2億4000万円 年間売電収入は、2400万円、売電収入は、地域の課題の実現 (耕作放棄地の再生による地域特産物の生産など) のため使われ出したという。

 

これをきっかけに、地域の農家が無肥料無農薬による野菜づくりを始めたり、女性軍が、石徹白に伝わる伝統的な野良着をベースにした服づくりをはじめて、観光客などに好評だという。

 

石徹白集落のまちづくりは、去る6月20日 しずおか未来エネルギー(株)の主催

ドキュメンタリー映画上映会 「おだやかな革命」 の中で紹介され、内容は承知していましたが、その後も順調にまちづくりが進んでいる様子を見て、改めて感心を致しました。

 

田舎のまちづくりの原点です。

 

しまだ環境ひろばが、支援している島田市の相賀地区も、もう1000人を切り、嘗ての石徹白と同じような環境にあり、過疎化に向かっています。

 

近々、相賀小学校も廃校になる憂き目です。

 

石徹白と同じように、危機感を抱いた有志が、「相賀の里を良くする会」 を立上げ、杏子の郷づくりを中核に据えてまちづくりを進めています。

 

しかし、何かが違います。

 

執念と覚悟が足りません。

 

また住民の危機感がありません。

 

ドキュメンタリー映画 「おだやかな革命」 を是非見て、まちづくりの原点にかえりたいものです。

 

石徹白集落のまちづくりを、テレビで見て、改めて感動しました。

 

 

 

防災の日に寄せて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

中溝自治会の3役入りをして、環境保全や防災活動に携わっています。

 

今日 (9月1日 日) は、防災の日ですが、島田市は一週間繰り上げて8月25日(日) に、市内一斉地域防災訓練を実施しましたので、今日の訓練はありません。

 

中溝町自主防災会は、日頃から係別 (情報連絡・避難誘導・救出救護・消火) の訓練を頻繁に行っていますので、8月25日は、隣組内の話合い(車座トーク) と 中・高校生中心による炊き出し訓練と消火訓練を行いました。

 

中学生の出席率は、84名中82名で出席率は98%でした。

 

中溝自治会の広域避難場所は、第二小学校となっていますが、数年前に公会堂を新築し、ある程度の避難者の受け入れも可能となりました。

3役は、第二小 (広域避難場所) と 公会堂 (地域避難場所) を分担し、いざという時には、それぞれ本部を立ち上げることになります。

 

そこで、第二小を基本的広域避難場所にしつつも、公会堂に近い住民の一部は、公会堂で受け入れようと、少しづつ準備を進めています。

 

内容は、飲・食糧と敷物と簡易トイレの準備が主です。

 

特にトイレ問題は重要ですが、数個の簡易トイレと、排せつ物用の凝固剤の備蓄が精いっぱいです。

 

過日、浜松のメーカーが、水槽 (バケツや水桶など) にホースを突っ込むだけで、水洗便所となり、排せつ物は水と汚物を分離できるという簡易水栓トイレの発売ニュースが報じられていますが、トイレは最大の課題です。

 

さて、備蓄も大事ですが、地域本部 (公会堂) がうまく立ち上がるかどうかです。

 

災害はいつやって来るか分かりません。

受け入れ許容人数の事前確認・配置図・避難者登録・間仕切りや敷物配布・飲食糧配布などの想定ができてきませんので、これから地域本部立上げ詳細訓練が課題です。

 

組織図は万全ですが、果たして組織が機能するかどうかは、日頃の備えに比例します。

 

地域本部の立ち上げ訓練を早急に実施したいものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

持続可能な開発目標 SDGs

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

最近、「持続可能な開発目標 (SDGs)」 という言葉が、新聞やテレビで伝えられていますが、まだまだ一般市民には馴染み薄だ。

 

外務省のホームページを開くと、SDGsとは、次のように解説しています。

 

2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダにて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGs発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。

 

島田市の第二次環境基本計画書 後期基本計画書の3頁に、大変分かり易い解説が掲載されています。

 

すなわち、地球規模で人やモノなどが移動する国際社会の下では、気候変動、自然災害、感染症といった課題は経済や社会問題に波及して深刻な影響を及ぼす時代になってきている。

 

このような状況を踏まえて、2015年(平成27年)に国連で、SDGsが採択され17の目標と169の達成基準が示されました。

 

SDGsは、2030年の世界の姿を表した目標の集まりだという。

 

SDGsは、「みんなのための、みんなで支える」 指標であり、世界中の一人ひとりが主役、島田市もSDGsの趣旨をしっかり踏まえて行くという。

 

今日 (8月30日 土) 日経新聞 35頁 静岡経済欄に、「SDGs推進へ協議会」 の記事が掲載されました。

 

県内の企業や行政が集まって、SDGsの推進に向けて協議会をスタートさせたというもの。

 

協議会では今後、環境・経済・社会の種々な問題解決に向けて、支援をして行くという。

 

この3月に発令された、「第二次 島田市環境基本計画 後期基本計画」 も、SDGs 2030 アジェンダ を強く意識して施行されたものである。

 

しまだ環境ひろばも、この精神・目標を意識してこれからの活動に取り組みたい。