防災の日に寄せて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

中溝自治会の3役入りをして、環境保全や防災活動に携わっています。

 

今日 (9月1日 日) は、防災の日ですが、島田市は一週間繰り上げて8月25日(日) に、市内一斉地域防災訓練を実施しましたので、今日の訓練はありません。

 

中溝町自主防災会は、日頃から係別 (情報連絡・避難誘導・救出救護・消火) の訓練を頻繁に行っていますので、8月25日は、隣組内の話合い(車座トーク) と 中・高校生中心による炊き出し訓練と消火訓練を行いました。

 

中学生の出席率は、84名中82名で出席率は98%でした。

 

中溝自治会の広域避難場所は、第二小学校となっていますが、数年前に公会堂を新築し、ある程度の避難者の受け入れも可能となりました。

3役は、第二小 (広域避難場所) と 公会堂 (地域避難場所) を分担し、いざという時には、それぞれ本部を立ち上げることになります。

 

そこで、第二小を基本的広域避難場所にしつつも、公会堂に近い住民の一部は、公会堂で受け入れようと、少しづつ準備を進めています。

 

内容は、飲・食糧と敷物と簡易トイレの準備が主です。

 

特にトイレ問題は重要ですが、数個の簡易トイレと、排せつ物用の凝固剤の備蓄が精いっぱいです。

 

過日、浜松のメーカーが、水槽 (バケツや水桶など) にホースを突っ込むだけで、水洗便所となり、排せつ物は水と汚物を分離できるという簡易水栓トイレの発売ニュースが報じられていますが、トイレは最大の課題です。

 

さて、備蓄も大事ですが、地域本部 (公会堂) がうまく立ち上がるかどうかです。

 

災害はいつやって来るか分かりません。

受け入れ許容人数の事前確認・配置図・避難者登録・間仕切りや敷物配布・飲食糧配布などの想定ができてきませんので、これから地域本部立上げ詳細訓練が課題です。

 

組織図は万全ですが、果たして組織が機能するかどうかは、日頃の備えに比例します。

 

地域本部の立ち上げ訓練を早急に実施したいものだ。