昨日は地元「追松稲荷神社」の祭礼に参加

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(3月10日 日 am/pm)は、地元の「追松稲荷神社」の祭礼と直会に参加しました。

 

同神社は、普段は地元自治会の世話人会が維持管理、境内の清掃や祭礼は自治会全体で運営されています。

 

筆者は、過去に自治会三役を担い、境内の清掃にも参加していますので今でも諸案内を貰っています。有難いことです。

 

追松稲荷神社の謂れは、神社の近くにある稲荷庵(第二公会堂)の玄関先にある掲示板に詳しく書いてありますが、江戸時代に「浅原才兵衛」という人物がこの地に赴任し、荒れ地を開拓して自宅の一角に稲荷神社を建立したのが始まりだという。

 

稲荷庵には、浅原才兵衛が祀ったとされる「二十三夜尊」や「延命地蔵尊」も安置されて、世話人が大事に維持管理しています。ご苦労様です。

 

以降幾多の歴史を乗り越えて、地元住民が守ってきて今日に至っていますが、宗教の自由から表立った行動はできないので、有志で守って来ましたが、今後も続けて行きたいものです。

 

島田市には地の神様として「大井神社」があり、多くの地元住民の神様として崇め奉っていますが、追松稲荷神社は大井神社の管理下に置いて貰い、昨日の儀式も地元有志が参列する中、大井神社の宮司さんと巫女さんによって厳かに執り行われました。

 

筆者が子供の頃は、祭礼当日は境内に夜店や見世物小屋も並び華やかでしたが、今はすっかり様相が異なり儀式だけがしめやかに行われています。

 

祭礼が終わると、春がやってきます。昔の住民も祭礼を契機に田起こしの準備を始めた事でしょう。

静岡歴史民俗研究会主催「家康シリーズ6」

昨日(3月9日 土 pm)は、静岡歴史民俗研究会主催の講演会駿府と家康シリーズ No.6」を聴講しました。

 

今回は、駿府と家康シリーズ6回目で「どうする家康」の最終回でした。

 

大河ドラマ「どうする家康」の余韻が残る中、当講演会も盛況で今回も会場は50人程の出席、今日の出し物は次の2題でした。

 ◆ 題名:まさに「どうする家康」~波乱の人生から天下人へ~ 講師:戦国・近世史研究者 堀 暁 氏

 ◆ 題名:「信長・秀吉・家康の茶文化」 講師:北部図書館友の会会長 小泉啓子氏

 

■ まさにどうする家康 波乱の人生から天下人へ

 

堀 講師は、大河ドラマ「どうする家康」でも家康が生涯で遭遇した危機をどう乗り越えて行ったか、をいくつも演出していましたが、実は詳細を証明できる史料は非常に少ない。江戸時代は家康のことを悪く書く人はいないので真実は分からない。

 

数少ない史料や古文書で、家康が遭遇した危機とそれをどう乗り越えて来たかを推察して見たいと前置きして話始めました。

 

家康が遭遇した危機は、三河一向一揆」、「三方ヶ原の戦い」、「神君伊賀越え」が三大危機と言われていますが、家康の生涯を見れば青年期から危機の連続であり、その都度滅亡してもおかしくなかった。

 

青年期の危機は、桶狭間の戦い今川義元織田信長に討たれてから、織田軍と戦い、時を経て今度は今川氏真と戦い、自軍は反今川勢力と親今川勢力に分断され、まさに四面楚歌の状態へ。

 

今度は武田氏と抗争を始め、武田信玄三河遠江に侵攻開始、三方ヶ原で武田軍と交戦し大敗を喫し浜松城に逃げ帰った。「どうする家康」最大の危機が訪れたが、進軍中の武田軍が撤退、恐らく信玄が急な病に倒れ九死に一生を得た。

 

その後も武田軍との戦いは続き、「大岡弥四郎事件の危機」・「岡崎信康事件の危機」・「神君伊賀越えに危機」へと危機は続いて行く。

 

その後武田軍が滅びた後、信長から家康は駿河の国を拝領、本能寺の変で堺見物をしている最中に光秀軍に襲われる危機に接し、多くの軍勢を連れていなかった家康は、伊賀を抜け、伊勢を通って三河に帰るルートを選択したと言われるが真実は定かではないが、討たれる危険性は大であった。

 

その後、羽柴秀吉明智光秀を打ち、織田政権の有力継承の位置を占めた秀吉がいくつもの戦いと計略を経て天下統一を成し得たかに見えたが、秀吉亡き後、家康は秀吉の遺言の五大老五奉行制」をなし崩し的にし、関ヶ原の戦い家康の天下になった。

 

幼少期の不幸な生い立ちから、今川、織田、羽柴に従属しながらも数々の危機を自らの判断と幸運にも恵まれながら、天下人へと上り詰めた。

 

堀 講師は、家康の75年の一生を振り返って来ましたが、類希なる幸運に恵まれた人生だったと講演を締めました。

 

■ 「信長・秀吉・家康の茶文化」

 

信長は、天下統一の戦いの合間に茶道具を集め、恩賞の場の茶会で披露し、それを恩賞の場で与え部下との信頼の証とした。

 

秀吉は、茶会をファッションとして扱い、黄金の茶室など華やかさを求め、侘び寂など利休が求める世界とは相いれなかった。

 

家康は茶の世界は愛したが、茶人ではなかった。

 

歌にあるホトトギス「鳴かぬなら殺してしまえ」「鳴かせてみよう」「鳴くまで待とう」や、「織田がつき、羽柴がこねし天下餅、そばで食らうは徳の川」の3者の性格が茶の湯にも表れている。

 

講師の小泉さんは、茶の湯はお茶を飲むことが人との交わりを深めるところに妙味や面白さがあると言って講演を終わりました。

 

さて、静岡歴史民俗研究会は隔月開催が通常ですが、次回第53回は4月6日(土)テーマ「城と満州国を巡る」です。どんな話が聴けるのか、楽しみです。

かかりつけ医、オンライン予約の拡大を!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(3月8日 金)は、月に一回のかかりつけ医への通院の日、最近はかかりつけ医の方で、採血とか心電図とかスケジュールを組んでくれますので、そのレールに乗って検査の無い月は、薬の処方箋を貰うだけの通院です。

 

数か月前からかかりつけ医で、診察のオンライン予約制が始まりましたが、何故か薬だけの通院はその日に受付に出向くか、電話での依頼となっています。

 

以前は薬だけの日も朝早くから医院の玄関に並びましたが、折角診療がオンライン予約になったのに、なぜ薬の処方箋だけは予約ができないのか不思議でなりません。

 

昨日は薬の電話予約の際、採血もと言われ承知をして通院したところ、5分もしない内に名前を呼ばれて採血を済まし、直ぐ薬の処方箋と会計も済み、通院してから15分位で完了。

 

そう言えば以前は待合室は患者でいっぱいでしたが、診察の予約制が始まってから患者は疎ら、予約制の採用で患者がうまく分散されています。

 

薬の処方箋だけを貰いにくる患者もオンライン予約になれば、もっと分散されるのではないか。

 

見ていると、看護師さんや会計係さんの動きも余裕が出て来たような感じがする。以前は会計を待つだけでも数十分かかっていました。

 

恐らく医師もその日の診療タイムスケジュールが明確になり、余裕が出ているのではないか。

 

世の中が急速にデジタル化している中、高齢者と言えども遅ればせながらデジタル化に対応して来ています。

 

医療は最先端の分野です。診察・お薬の処方箋に続いて、オンライン診療を早く進めてもらいたいものです。

生活情報交換会3月幹事会ZOOM会議

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨夜(3月7日 木 pm)は「生活情報交換会 3月幹事会」のオンライン会議(ZOOM)に参加しました。

 

前日(6日)の昼食の後、「ふじのくに市民活動支援センター」で幹事会の予定でしたが、いつもは直ぐ使える自由席が予約で満席、已む無くオンライン会議に移したものです。

 

一ヶ月振りの再会を前日済ませていますので、開会の挨拶もそこそこに始まり、冒頭2名の入会推薦がありこれを承認しました。

 

会員は誰でも入会OKではなく、会に波風を起こしそうな方は遠慮、会員からの推薦を基本としています。

 

さて、来る3月15日(金)に予定している講演会の講師は、法務省保護観察所 池野秀樹氏、テーマは「更生保護の概要について」を計画通り開講すること、参加者は30人余になること、併せてマスクの着用、議長のT会長の発案で開場時間を早め9:30にすることを決めました。

 

理由は、参加者から会員同士の情報交換やおしゃべりもしたいという希望に応えたいとのことで幹事一同了解した。

 

次々回第160回は4月20日(金)、講師は静岡県立図書館 館長の柴氏 テーマ「駿府用水の歴史」も予定通り開講を決定。

 

次いで5月第161回は、講師は静岡歴史民俗研究会会員 伊藤氏 テーマ「葵船から見る駿府城の紹介」は会長がご本人の了解を得てセットすることに決定。

 

次いで過日実施したアンケート調査「会員が希望する講演テーマ」の結果の報告があった。

 ■ 回答は9通、希望のテーマ・分野は「歴史物」「趣味」「国際」など多岐に渡っているので、希望にそえるように講師に当たったり、テーマの相談をして行くことになった。

 ■ 講演ばかりではなく、たまには体験を兼ねたイベントの希望もあり、この辺りも考慮して今後の日程を組むことにしました。

 

生活情報交換会は200回記念会を目指していますが、T会長を始め幹事6名が結束して講師の選定とテーマ設定に励んでいます。

 

6人共意欲旺盛!やる気満々着眼点も問題の深堀りも熱心だ。アンケートにある会員の希望に沿ってこれからも頑張って行きたい。

 

 

 

生活情報交換会幹事会のあと静岡市を散策

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(3月6日 水 pm)は、「生活情報交換会 3月度幹事会」への出席のため、静岡市M百貨店での第一部懇親(昼食)会場に集まりました。

 

会場のM百貨店の8階は、東北物産展でごった返ししていました。

 

生活情報交換会とは、某会社を定年退職した同期クラス数人が、第二の人生を有意義に過ごそうと、互いの持っている情報を交換したり、たまには有識者の良い話を聞こうと立ち上げた会です。

 

設立は平成22年(2010年)4月、静岡市のアイセル21に拠点を置いて、原則として毎月第三金曜日に講演会を開催し13年、講演会の回数は去る6月に150回記念会を開催、次回は(3月15日に予定)159回となります。

 

幹事会の目的は、次回講演会の確認・役割分担と、今後の計画(講師手配・テーマ・その他)の推進です。

 

幹事会は、講演会開催週の第三月曜日に開催していますが、最近はもっぱら夜8:00、ZOOMを利用したオンライン会議でしたが、今回は対面式の打合せとなりました。

 

打合せ会場は、ふじのくにNPO市民活動支援センターとしましたが、生憎予約で満席とのこと、駅周辺を当たりましたが無理で断念し、明日(3月7日)のオンライン会議で再会することで散会しました。

 

同センターは、行政と市民の間組で市民活動の「何でも相談」に乗ってくれ、団体名を登録しておけば無料でいつでも利用でき、しかも駅前にあるので非常に便利でしたが今日は残念でした。

 

折角静岡市まで来たので、久方ぶりに繁華街を散策しましたが、ウイークディ午後3時、夕刻までにはまだ時間はあるのにどこも人で溢れんばかり。

 

駅も、商店街通りも、専門店内も、百貨店内も、銀行のATMも行列、本当に活気がある。

 

静岡駅・商店街(呉服町、七間町)・新静岡駅(セノバ)の3つの拠点がアーケード(雨に濡れない)と地下で見事に結ばれています。

 

今、静岡市は、大河ドラマ「どうする家康」の余韻と「駿府城発掘」や「葵船(駿府城お濠散策)」等々で話題豊富ですが、家康の駿府のまちづくりは今の静岡市の活況に脈々と受け継がれています。

 

午後4時、電車で島田駅に降り立つと、駅には乗降客が疎ら!、駅周辺の商店街を歩いている人は殆んどいない。

 

島田市は本当に賑わいのまちづくりを間違えてしまった。街中の大型店は郊外に追いやり、今や誘致の土地も見当たらない。

 

昼間の人口は、静岡市に吸い取られて行く。賑わいのまちづくりは百年の計と言われるが今やどうしようもない。

明日から「島田市議会代表・個人質問」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

明日(3月6日 水)から、島田市2月定例会「代表質問・個人質問」が3日間行われます。

 

一昨日いつもの通り支持している議員より、質問日程と内容の連絡があり、オンライン傍聴の約束をしました。

 

3月6日(水)は6人の議員が代表質問、7日(木)~8日(金)は9人の議員の個人質問が予定されています。

 

既に質問内容は市のホームページで予告されていますので、良く読んでオンライン傍聴に臨むことにしています。

 

質問内容の予告によると6日の代表質問は、過日行われた市長の令和6年度市政方針「挑戦 このまちの未来のために」に対する質問に集約されています。

 

なるべく質問がダブらないように整理されていますが、新年度の予算とその使途ですので多岐に渡っています。

 

そんな中で一番多い質問は能登半島地震の教訓の活かし方で、あとは人・もの・金の効果的配分をしたまちづくり、少子化問題地球温暖化対策、地域共生社会づくり等々です。

 

過日、元監査を担当していた先輩から、島田市固定費比率が高いので、市長がやりたいと思う新しい事業に手が出ない、という話をしていましたが市政は目新しい事ばかりではなく、既存事業の思い切った改革の方が重要だ。

 

民間企業は新事業もさることながら、既存事業の改善・改革に日夜必死に取り組んでいます。そこで産んだ資金を注ぎこむのです。

 

行政は市民の利便性を最優先するためか、既存事業の改善や改革(特にコスト削減)に熱心でない。

 

年間の「ごみの処理費」はとうとう17億円になり、年々上昇し止まる所を知らない等やることはいっぱいある!

 

7日~8日の個人質問は、やはり中心は能登半島地震の教訓をどう活かすか、数人の議員が取り上げています。

 

2人の議員が、「災害時協力井戸登録制度」の施行を提唱していますが、是非とも実施してもらいたい。島田市は地下水が豊富で、個人住宅の井戸は少ない反面、企業は黙って静かに大量の地下水をタダで使っています。非常時には是非開放してもらいたい。

 

「食品ロス」「こども・若者対策の増強」も取り上げられています。是非頑張って貰いたい。

 

またS議員は「市民目線の施策実行」を質しているが、どうも最近「市民・事業者・市」の連携・協働が疎かになっていないか。お祭りやイベントは多いが、何かを改善してみようとする行動の協働が少ない気がする。

 

市政への市民参加が強調されていますが、お祭りなど楽しみばかりではなく、行動や習慣の見直しなどで実績を上げる連携・協働ができないものだろうか。

桜まつりの案内を受けて思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

三寒四温寒い日が3日続いたと思うと暖かい日が4日続く、3月に入り確実に春が近づいて来ました。

 

路ばたのヨモギの新芽が伸び、つくしも頭を持ち上げて来ました。

 

温暖化の影響で早咲きの桜が例年より一週間程早く開花したというニュースが全国各地から届いています。

 

3月末から4月初に咲く桜の代表格ソメイヨシノ」の開花はどうなるのだろうと桜祭りの企画団体を悩ませています。

 

今日(3月4日 月)、元会社のOB会より「総会・花見会」の案内状が届きました。

 

恒例の静岡まつりも4月5日(金)・6日(土)・7日(日)の3日間、大御所花見行列を繰り出して盛大に行われる予定です。

 

静岡まつりの本部も、元会社のOB会本部も、さぞ桜の開花が気になることでしょう。

 

そう言えば、早咲きの桜で有名な伊豆の河津町河津桜まつり」は、やはり見頃が早まったようですが、それを見越して2月1日~29日まで開催し(3月5日まで伸ばした)成功したようだ。

 

開催期間がロングランの桜まつりはまだ救いがあるが、島田市「家山の桜まつり」など短期間の桜まつりは、開花のタイミングを予測し開催日を決めるのが大変で、外れた時は観光客をがっかりさせてしまう。

 

温暖化による気候変動の影響が、花暦を狂わせ開催本部や観光客を悩ませるくらいはまだ良いが、日本全体が亜熱帯化で植物の適地がどんどん北上していることが非常に気がかりだ。

 

北海道で稲作が確実に増えたり、中国から伝来した孟宗竹が東北地方で増え出したり、一昔前だったら考えられない事象が起こっています。

 

私たち一般住民は、地球温暖化甘く見過ぎていないか。なめてかかっていないか。

 

国連気候変動枠組み条約締約国会議の作業部隊(世界の科学者の集団)は、2050年までにカーボンゼロを実現できれば何とか間に合うと言っています。

 

しかし世界各国から提出されている温暖化ガス削減目標では、到底達成は無理で目標の出し直しを迫られています。

 

温暖化は人災と言われています。私たちが自ら作ってしまったものです。

 

私たち住民・市民は、少なくとも無駄なこと・勿体ないことは消費をやめ、それをくらしの中で確実に実践すべきです。

 

そのためには、染みついてしまった悪い習慣を払拭し、良い習慣に自然に体が動くように改め、体で覚えることです

 

一番身近な悪いことは「ごみを捨てる」という習慣です。基本的にごみと言うものは無い!分別すれば再使用(リユース)、再資源化(リサイクル)が可能です。

 

ごみが無くなれば温暖化ガスは激減し、更にその他の温暖化ガス排出量も減って行く。ごみは温暖化ガス排出の元凶なのです。

 

ごみを無くすことは、やる気があればすぐできる。今からやって見よう。