桜まつりの案内を受けて思うこと。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

三寒四温寒い日が3日続いたと思うと暖かい日が4日続く、3月に入り確実に春が近づいて来ました。

 

路ばたのヨモギの新芽が伸び、つくしも頭を持ち上げて来ました。

 

温暖化の影響で早咲きの桜が例年より一週間程早く開花したというニュースが全国各地から届いています。

 

3月末から4月初に咲く桜の代表格ソメイヨシノ」の開花はどうなるのだろうと桜祭りの企画団体を悩ませています。

 

今日(3月4日 月)、元会社のOB会より「総会・花見会」の案内状が届きました。

 

恒例の静岡まつりも4月5日(金)・6日(土)・7日(日)の3日間、大御所花見行列を繰り出して盛大に行われる予定です。

 

静岡まつりの本部も、元会社のOB会本部も、さぞ桜の開花が気になることでしょう。

 

そう言えば、早咲きの桜で有名な伊豆の河津町河津桜まつり」は、やはり見頃が早まったようですが、それを見越して2月1日~29日まで開催し(3月5日まで伸ばした)成功したようだ。

 

開催期間がロングランの桜まつりはまだ救いがあるが、島田市「家山の桜まつり」など短期間の桜まつりは、開花のタイミングを予測し開催日を決めるのが大変で、外れた時は観光客をがっかりさせてしまう。

 

温暖化による気候変動の影響が、花暦を狂わせ開催本部や観光客を悩ませるくらいはまだ良いが、日本全体が亜熱帯化で植物の適地がどんどん北上していることが非常に気がかりだ。

 

北海道で稲作が確実に増えたり、中国から伝来した孟宗竹が東北地方で増え出したり、一昔前だったら考えられない事象が起こっています。

 

私たち一般住民は、地球温暖化甘く見過ぎていないか。なめてかかっていないか。

 

国連気候変動枠組み条約締約国会議の作業部隊(世界の科学者の集団)は、2050年までにカーボンゼロを実現できれば何とか間に合うと言っています。

 

しかし世界各国から提出されている温暖化ガス削減目標では、到底達成は無理で目標の出し直しを迫られています。

 

温暖化は人災と言われています。私たちが自ら作ってしまったものです。

 

私たち住民・市民は、少なくとも無駄なこと・勿体ないことは消費をやめ、それをくらしの中で確実に実践すべきです。

 

そのためには、染みついてしまった悪い習慣を払拭し、良い習慣に自然に体が動くように改め、体で覚えることです

 

一番身近な悪いことは「ごみを捨てる」という習慣です。基本的にごみと言うものは無い!分別すれば再使用(リユース)、再資源化(リサイクル)が可能です。

 

ごみが無くなれば温暖化ガスは激減し、更にその他の温暖化ガス排出量も減って行く。ごみは温暖化ガス排出の元凶なのです。

 

ごみを無くすことは、やる気があればすぐできる。今からやって見よう。