「しまだ環境ひろば」から見た10大ニュース

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、第一次島田市環境基本計画に自ら書いた「望ましい環境像」の実現をするための活動を行い、これをベースにして、地球環境の改善に寄与することを目的としています。(当会の定款より)

 

小さな地域の小さな環境改善活動ですが、始めなければ何も動きませんし、散りも積もれば山となる、一人の力も寄り集まれば大きい。

 

よって地域や国内を始めとして、世界の環境問題・課題にも大関心を持って日頃の活動に臨んでいます。

 

2023年もあと2日、しまだ環境ひろばの活動に影響のあった地域・国内・世界の10大ニュースを拾って見ました。

 

島田市第三次環境基本計画」の発令(例年より3ケ月遅れて6月に)

 ◆島田市の環境基本計画は、第一次(10年計画)、第二次(10年計画)、今第三次(10年計画)で今年は20周年、21年目のスタートの年。

 ◆1月5日「住民説明会」 ◆1月31日「パブリックコメント」締め

 ◆3月10日「環境審議会」答申 ◆6月計画発令

 ◆しまだ環境ひろばは、第一次~第三次計画策定に関わって来ました。

令和4年度環境報告会の開催

 ◆島田市の市民・事業者・行政の令和4年度の環境活動報告・意見交換、(PDCA)の集大成ともいうべき重要会議

 ◆2月8日開催されるも事業者は全社欠席、市民団体僅か3団体、会議の意義が問われる会となった。

■ 観測史上初!「東京が桜の開花で最早」

3月、観測史上初めて桜の開花予想で「東京が最早」と発表され、東京を皮切りに関東の各都市が一斉に開花した。異常気象の表れか。

2年目「プラスチック循環促進法」自治体広がる。

 ◆2022年4月に発令された「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」は、国内におけるプラスチック資源循環を促進するために制定された日本の法律であり、適用を受ける自治体や企業が拡大を始めている。

島田市議会が、市に「ごみの減量化に対する提言書」を提出

 ◆島田市「ごみの有料化」について島田市議会に提案、市議会は去る5月、住民の意見をまとめ、提言書を提出しました。

 ◆提言の内容は「市民と良く話合いのこと」を強調。市民と共にあれ」が強く主張されている提言書。

G7「広島サミット」の開催

 ◆5月19日~21日、広島市で世界の重要課題(戦争・経済・温暖化ガス削減・エネルギー等々)が話し合われました。

 ◆環境問題も温暖化ガス削減量や脱炭素対策などが合意されました。

今夏の日本の平均気温は、観測史上最高!

 ◆9月1日、気象庁「この夏の平均気温は1898年、統計を取り始めてから最高を記録」と発表しました。

 ◆要因は、フィリピン付近で対流活動が活発になったことから、太平洋高気圧の張り出しが記録的に強まったことですが、実質は温暖化ガスの排出量の世界的増加が大きく起因している。

■ 世界の平均気温も過去最高を記録更新

 ◆メキシコ北西部では6月末に49度を記録、米南部でも激しい熱波、ハワイやカナダの山火事、大雨や干ばつが続けば農業や漁業への影響は計り知れない。気候難民が増えて来た。

環境省「おむつの再生」ガイドラインを公表

 ◆「使用済紙おむつの再生利用等促進プロジェクト」の検討結果を公表。

 ◆環境省は、2030年までに実施目標「全国100の自治体」を目指すと発表しました。

 ◆島田市も検討着手!手を挙げてもらいたい。

「COP28」開幕、去る12月12日閉幕

 ◆11月30日~12日間「第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)」アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催

 ◆ 再生可能エネルギーの容量を現在の3倍に引き上げることを188カ国の賛成多数で誓約しました。

 ◆ 気候変動の影響は待った無しの状態であるが、温暖化ガス排出削減の有効な具体策は打ちだされず今回も期待が裏切られました。

 

明日(12月31日 日)は、「2023年 しまだ環境ひろばの活動10大ニュース」をお届けします。