花暦があてにならない!!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

日経新聞朝刊1頁の下段左隅のコラム「春秋」は、時節を得た事象を時には風刺を交えて伝えているので毎日楽しみに読んでいます。

 

数日前の6月7日(水)の春秋は、6月入りして直ぐ東京・日比谷公園春バラを期待して出向いたところ、あらかた花びらは散り花壇は寂しいものだった、という。

 

例年より見ごろが2週間ほど早く、大型連休(5月)にピークを迎えたそうだ、と伝えています。

 

記事は代わって迎えてくれたのはアジサイでもこんなに早かったかな。そういえば春はソメイヨシノが異例の早咲きで、各地の花見イベントが対応に苦慮していたことを伝えています。

 

筆者は、明日(6月12日 月)、元会社のOB会を多数の会員に集まってもらい開催予定していますが、例年この時期は意外に好天が多く、年の中間で開くイベントには適していると思っていましたが、今年は梅雨入りも早く雨に祟られそうです。

 

開催時期を見直す必要が出て来ました。

 

記事(春秋)は、花暦があてにならない、地球温暖化の影響だろうか。温暖化が続くと2100年には、九州から東北南部までいっせいにソメイヨシノが開花するようになる。このままだと日本国中が亜熱帯に・・・・。と結んでいます。

 

しまだ環境ひろばでは、竹林の竹の子や梅林の梅を維持管理していますが、竹の子が頭を出すのが早く、梅の落下も例年よりも一週間程早く、慌てて収穫を早めました。

 

本格的に農業を生業にしている農家は戦々恐々でしょう。

 

地球温暖化防止のため、自然環境の保全、省エネ、脱炭素、再エネ創出等々、必死な国もあれば、どこ吹く風の国もある。

 

国もさることながら、国民はどうか。

 

これだけ環境意識の高い日本の国民が、依然として再資源化が可能な紙類を「燃えるごみ袋」に入れたり、プラスチックを平気で燃やしたりしています。

 

地球温暖化待ったなしだ! 天に唾を吐くと同じように、いずれ自分に災いが降り注いで来る。そうならない前に気付き、実行しなければならない。

 

紙や古布を燃えるごみ袋に入れている。生ごみに水を付けている。くらしの中で悪い習慣がクセになっています。

 

それを一番知っているのは、「市民」 自身です!!