NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
6月は、「環境月間」で、あと4日間で終わる。
6月号広報しまだでは、市民にこれを知らせる記事を掲載しています。
■ 生活の中のちょっとした心掛けが、地球温暖化防止につながることがあります。クールチョイスを実践し、できることからはじめましょう。と呼び掛けています。
◆ <実践してみよう!>
* 見ていないテレビの主電源を切る。
* 使用しない家電のプラグを抜く。
* 水道やシャワーをこまめに止める。
* 車から不要な荷物を降ろす。
コロナ禍、各地の自治体の環境月間行事が中止されさびしい限りですが、市民に対する地球温暖化防止策の基本は、「ちょっとした心がけの実践」なのです。
しかし、これができないで、づっと続いています。
国や自治体や産業界は、温暖化ガスの排出削減に頑張っていますが、一番だらしないのが、「一般家庭」なのです。
一般家庭から排出される温暖化ガスは増え続けているのです。
何故か、会社で一円を削って、脱炭素や経費削減に必死になっている人が、家に帰ると全くだらしのない生活に戻ってしまうのです。
”自分一人くらいは”、一人のこうした無駄が、隣組、自治会、自治体、国全体に集まると、とてつもない、無駄・浪費になります。
広報しまだで紙面を割いて、市民に訴えても全く状況は変わりません。
何故か、市民に染みついた浪費のクセや習慣は一朝一夕では直らないのです。
暮らしの中で、染みついてしまっているのです。
例えば、(以下の2つの例で)
■ 紙くずを、部屋ごとに置いてあるごみ箱に ”ポイ” の習慣! ごみ箱~燃えるごみ袋へ~市のごみ焼却センターへ。これでは雑紙は減りません。
◆ 部屋ごとのごみ箱を一斉に廃止し、専用の雑紙入れ箱を全家庭で用意し、燃えるごみ袋に入れずに、市民全員が雑紙専用集積場へ排出する。
■ 勝手場のシンクの隅にどの家庭も設置している、「三角コーナー」を一斉に廃止する。
◆ シンクの外に「網ぶくろ」を置いて生野菜を入れ、外の物干しざおに吊るす。
◆ 一晩で、水分は半分に減り、二晩で大概の水分はなくなる。
臭いや虫も殆ど影響はない。
◆ 市の焼却センターの燃料(石炭・石油・補燃材のプラスチック)は激減する。
二酸化炭素も激減する。
広報しまだの訴えを、「運動」に変える必要があります。
その運動を始めるには、大きな力が必要です。
先ずは市民の参加、行政はもとより、目覚めている、「市民活動団体」の活用です。
しまだ環境ひろばが、づっと呼び掛けているのは、これ、「市民・市民団体・事業者・行政」の、連携・協働なのです。
みんなで力を合わせて、連携・協働し、市民の悪い習慣を一掃し、「市民参加=運動化」して着実に成果を上げて行きたいものです。
そこに、市民活動団体の利用価値があります。
これをづっと訴え続けているのですが!