農園開設丸一年、梅雨入り寸前、作業完了

しまだ環境ひろば 「5つの分科会」と「事務局」です。

昨年6月、休耕田350坪をお借りして、「しまだ環境ひろば コミュ二ティ農園」を開設以来、本日(6月15日)で丸一年となりました。<全労済地域貢献助成事業>

 個人区域では、市民 17組25人が、JA専任指導員 Oさんの指導の下、野菜栽培に取組み、今年はキャベツ・実エンドウ・ソラマメなどをそこそこ収穫しました。

殆どの人が始めての経験であり、自分で作った喜びや楽しさをいっぱい味わいました。現在は夏・秋野菜の、とうもろこしや、じゃが芋・さつまいもなどに挑戦しています。みんな大分慣れてきました。

 一方、共同区域は、先ずは雑草刈り→田起し→しぶといチガヤ拾い→畝作り→施肥→大豆苗移植→草取り→収穫→田起し→畝作り→施肥→菜種苗作り→菜種苗移植→土寄せ・草取り→油虫除去→刈取り→乾燥→脱穀→ふるい・唐箕たてと続き→菜種袋詰めが、梅雨入り寸前の14日に漸く完了しました。本当に生産者の苦労が改めて分かりました。

この間、収穫した大豆で、市民の皆さんと手づくり味噌に挑戦し、現在発酵保存中、

一方”菜の花を作って、見て、使って、楽しんで”を合言葉に、市民のみなさんにも参加頂き、苗の移植会、料理会、菜の花まつり、菜種の刈取りなどイベントをたくさん開催してきました。

小さな取組みですが、休耕田を利用して、自分で作る喜びを味わいながら、生産者の苦労も理解し、ひいては地産地消、菜種油の回収、市の廃油回収システムにのせてBDF化(軽油)し、市のごみ収集車に活用を考えています。

さて、いよいよ今年の集大成の時期がやってきました。300坪弱の菜の花畑から、150kgほどの菜種が収穫でき、近日中に菜種油搾油工場に出荷です。
初めての経験ですので、会員数人で搾油工場の見学も企画しています。
さあ、今年の仕上げだ、もう少し頑張ろう!!

写真は、菜種の刈取り、脱穀、唐箕たての様子と完成品です。