しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
南半球は、夏 真っ盛りですが、オーストラリアや、ブラジルでは、これまで起こった事もない大洪水に見舞われています。
北半球では、これと全く逆の現象、各地で「豪雪」になっています。
その大きな要因が海面温度の変化であり、気象への影響ばかりか、とんでもない漁獲の変化をもたらし、本当に地球温暖化問題は、待ったなしの状況です。
企業や、自治体には、今後更に、温暖化ガス削減の大きな目標が課せられる事は間違いありませんが、一般家庭にはどうなっていくのでしょうか。
一つには、国や自治体から、努力目標的な指標が出てきて、みんなで励行する方式、もう一つは増税・価格値上げなどで、温暖化防止コストを実質負担させながら、同時に節約の方向に導く方式があり、両方併用で行くと思われます。
既にその時期が来ているし、遅かれ早かれ、その時代が大きくやってきます。
ドイツなど温暖化防止先進国に於ける、一般家庭のコスト負担を見ればこれからの日本の将来を窺がわせると言われています。
今からやりだしましょう。
今回は、家庭でもできる温暖化防止対策 ② をご紹介します。
待機電力を90%削減する
■ 主電源を切りましょう。 長時間使用しない時は、コンセントを抜きましょう。
■ 年間 約87KgのCO2の削減
■ 年間 約6,000円の電気料の節約になります。
出所) 全国地球温暖化防止活動推進センター
※ 待機電力とは、電源が切れている状態で消費する電力の事です。
リモコン操作で、すぐ立ち上がるように待機させている、オーディオ製品や、給湯機、エアコンなどが主です。
※ 日本の一般的家庭に於ける、待機電力は平均して、約180kwh/年・世帯 とされており、これは一般家庭の年間電力消費量のほぼ一ヶ月分に相当するといわれています。
※ 省エネルギー化が進み、待機電力も低く抑えられているものが出てきたり、頻繁にコンセントの入り切りは逆な結果を招くこともあるので、詳細はよく研究する必要があります。
※ しかし夏に使ったエアコンのコンセントをそのままにしておくことは論外でしょう。