ヒートポンプ

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。

みなさん、ヒートポンプという言葉を知っていますか?


ヒートポンプとは、空気中の熱を吸い上げ、少ない電力で大きなエネルギーを作り出す極めて効率の良いシステムです。


空気中にある熱は、太陽で温められたエネルギーで、無尽蔵に存在するエネルギーです。


この空気エネルギーを、1の電気エネルギーを投入して吸い上げ、6倍のエネルギーにして取り出す技術をヒートポンプ技術と言います。

家庭の中では、エネルギーの消費が特に多いのは、給湯と暖房で、家庭のエネルギー消費の約半分を占めていると言われています。

ここに最新式のヒートポンプ式空調機と、ヒートポンプ式給湯器(エコキュート)を導入する事で、大幅な省エネができるのです。

ヒートポンプは、再生可能エネルギー (繰り返し使えるエネルギー) を活用して大幅なエネルギー削減ができる機器として、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなどと共に評価され、注目を浴びています。

世界の熱需要の大半は、化石燃料を燃やすことで賄われていますが、何年か後に尽きる事は間違いないわけで、再生可能エネルギーへの切替えが重要です。

ヒートポンプをはじめ、再生可能エネルギーに大いに関心をもって、家庭でもその導入に努力して行きましょう。