原発にかかるアンケート調査

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


しまだ環境ひろばでは、去る6月4日の、「環境フェアin島田 しまだ環境ひろばブース」 にて、原発についての市民の考えを聞きました。


同じ質問を、去る6月26日の、市民環境塾 「大井川用水をバスでたどってみよう」 でも聞きました。


質問は、(1)原発は今すぐに全面的に廃止した方が良い (2)今すぐ原発をやめると、電力不足になるので、他の方法に切りかえながら減らして行けば良い (3)原発はやめることはできない (4)その他・無回答

結果は、

                (1)   (2)   (3)   (4)
■ 環境フェア 128名  62   58   0     8 
■ 市民塾    16名   6   10   0     0

この結果を、みなさんはどう思いますか?


原発は是か非か、は今回の東京電力福島第一原発事故と、その後の事故の重大さから、もはや争点にはならないと思える結果です。


みんな、できればやめたい、と思っています。


国策として実行してきた原発は、今や発電電力量の29%(2009年度)になっているわけで、そう簡単には行かないことは明白である。


今、1%の自然エネルギー (大規模水力発電を除く) が、そう簡単に原発の代替になるとも思えない。


また当面、火力発電に頼るとしても、地球温暖化問題(CO2) はどうなるのか? 全く道筋が説明できていない。


今は、原発依存をどう修正していくか、その道筋をつけることが政治の最も重要な課題であると思うのだが、いかに大人しい日本の国民も堪忍袋の緒が切れてきた。


写真は、過日の環境フェアにて、アンケートに応ずる市民の様子です。