地産地消連絡会 悩みの中にヒントあり

しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 です。

今日 (7月22日 金 )は、平成23年度第一回島田市地産地消推進連絡会 (市・農林課 主催) に、出席しました。


地産地消活動の推進は、国や県の農業施策の重点課題として位置づけられ、島田市でも、「環境基本計画 第4章 4−1 生産者の顔が見える安全な地場産品の普及」 などに掲げて、農業祭や朝市の開催、学校給食や食育活動の利用などを通じて推進されています。


出席者は、地場産品の生産者(兼 加工者)・消費者団体・JA・行政の方々でした。


全体的には、まずまずヒントの多い、有意義な会議でした。


会議は、大半の時間が、各団体の活動状況説明での情報交換に費やされたが、どの団体も本当に苦労している事が分かった。


自分で作って (加工して) 地場で販売する (委託販売する) 事が、如何に大変なことかが窺われます。


苦労を大別すると、3つでした。

■ 会員の高齢化
■ 会員数の減少、後継者ができない。
■ 採算が取れない。(賃金が払えない・少ない)


しかし、やりがいはある、大変だが継続して行こう、とする意気込みがどの団体にも感じられました。


何とか、上記3つの悩みを少しでも解決する手立てがないものか。


① 特色のある地場産品を考え出す(チエを出して付加価値をつける)、② 効率の良い直売方法を考え出す、③ みんなでチエを出し合い協力しあう、など、方法はありそうな気がする。


最後に話題となった、”軽トラ市の開催” などは、場所の確保・供給の安定化・参加ルール化・交通整理など、開催までに手間がかかりそうだが、生産者と消費者団体と行政が、協力し合えば、面白いものができそうな気がする。


しまだ環境ひろばも、”環境基本計画の地産地消の推進” の見地から、市と生産者と協働して、実践応援をしてみたい。