園児たちが菜の花の苗植え

しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 と 「その他の分科会」 です。


今日 (11月15日 火) は、市民環境塾 「菜の花を育てて、見て、使って楽しんで」 の、”菜の花の苗の移植会” を、聖母保育園児たち54名と、先生5名、しまだ環境ひろば会員 10名 計 69名で行ないました。


聖母保育園の園児たちが、元気良く、しまだ環境ひろば コミュ二ティ農園に午前 10:00に集まりました。


最初に、臨時でつくった黒板に貼り付けた、「せいぼほいくえん のみなさん、きょうは、なのはなをうえます」 を全員で読んでもらいました。


次に、紙芝居風に、絵を見せ、またふんだんに実物見本を見せながら、園児達に ”菜の花の循環のしくみ” を説明をしました。


菜の花の種 → 菜の花の苗 → 菜の花が満開 → サヤの中に実がつく → 種の収穫(刈取り) → 種を蒸して搾る → 菜種油 → えび・コロッケ・春巻などの揚げ物に使う → 廃油 → 廃油の洗濯をして油をきれいにする(精油) → 軽油 → 市のごみ収集車や保育園のバスの燃料に使う。


だから、廃油は捨てないで、市役所に持っていきましょう。「今日、家に帰ったら、お母さんに必ず伝えてください」 と伝え、苗植えに移りました。


しまだ環境ひろば 会員が、6名づつの園児を誘導して、苗の移植を進めました。


畑の畝上に予め開けておいた、穴の中に苗を柔らかく押し込み、両手で、根元をしっかり押えて、土となじませる、このコツを覚えた園児は作業が早い。


10:40には、予定の作業を終えたグループがいたのには、驚きました。


全グループが、予定の作業を終えて、もう一度一堂に会したところで、「菜の花は見て、使って楽しむだけではなく、廃油を回収して、洗浄すれば、軽油になって、バスやごみ収集車の燃料になる、だからお母さんに良く伝えてね。


今日の話が分かった人は手を上げて、と質問したら、全員が手を上げてくれました。


今日は、1800鉢の苗を植えてくれました。残りの4200鉢は、20日に会員総出で行なう予定です。


最後、会員があとかた付けをして、今日のイベントを終了しました。


写真は、今日の聖母保育園児たちによる、「菜の花の苗植え会」 でした。