しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
去る1月19日、政府のエネルギー・環境会議は、電源別の費用を検証するコスト等検証委員会を開催し、原子力やLNG火力、太陽光、風力など16種の発電コストについて最終報告をとりまとめ発表しました。
発電コストは、2010年と2030年のモデルプラントにおける1kW当たりの単価を示しました。
注目された、原発の発電コストは、2010年時点で最低8.9円と、2004年の試算と比べて5割高くなりました。
太陽光や風力など再生可能エネrギーのコストは、2030までには半減するが、なお割高だという。
ちなみに太陽光発電は2030年時点でも約10〜25円前後となる由。
火力・原子力とも大幅なコスト上昇が見込まれ将来、電気料金の大幅アップが見込まれます。
今のまま推移すると、この春、54基の原発が全てストップしてしまいますが、コスト比較が出来上がり、これからどうベストミックスを構築してゆくか、大きな決断をしなければならない時期が、刻々と近づいています。