再生可能エネルギーの行方

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


日本は、再生可能エネルギーの創出面で世界に後れを取っています。


新聞・テレビで、世界の状況が連日報道されています。


<日本の現在の電源構成比 推定値>


 ◆ 再生可能エネルギーは、大規模ダムによる水力を含めてまだ12〜13% 

 ◆ 原子力発電所がほぼ止まっているので、残りは火力発電



日本は、再生可能エネルギー = 自然エネルギー 
の創出に恵まれた国にですが、創出コストが高いということが増えない主な理由になっています。


再生可能エネルギーよりも安い天然ガスや、石炭による高効率火力発電所の建設と、原子力発電所の再開に傾注しています。


経済産業省が公表した 2030年 日本の電源 ベストミックス>


 ◆ 再生可能エネルギー  22〜24%

 ◆ 火力発電  56%

 ◆ 原子力発電  20〜22%


世界の再生可能エネルギー先進国から、火力発電、特に石炭火力に頼る計画に対して非難が出ています。


太陽光発電が伸びすぎたと、買い入れ価格を下げるなど、未だ伸びしろ大の太陽光などに歯止めをかけています。


水力発電も、水利権にままだまだ高い規制が残っており簡単には行きません。


今は、規制を撤廃し、民間に任せて、もっともっと伸ばしていく時期ではないだろうか。


歯止めをかけるのはもっとずっと先で良い。