世界の各地で、大干ばつや大洪水が

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


世界の各地で、異常気象が勃発しています。


◆ 米国では、穀倉地帯の中西部で、ひどい熱波に襲われて、長く厳しい干ばつが続き、今年の大豆・とうもろこしなどの穀物の収穫量は、大きな減収になるようだ。
◆ 中国・北京では豪雨による洪水で大勢の人が犠牲になっていると言う。
◆ アフリカ大陸の東端部とサハラ砂漠南縁部では大規模な干ばつと飢饉により、数千人が餓死していると言う。
◆ 日本でも、過去に経験のない、豪雨や突風が各地に突然やってきています。



これらは、とても偶然の出来事などとは言えないが、世の中には、これを偶然の出来事だと主張している人がまだいる。本当に悲しい事です。


世界では、エネルギーの消費量は増え続けています。その多くが化石燃料で占められており、地球は確実に温暖化しています。


京都議定書は、今年末で約束の期限が来ますが、その後の枠組みづくりも進んでいません。


これには、大きく”原子力発電問題” や、”再生可能エネルギーの創出問題” が絡んでいます。


政府は、早く温暖化対策を含む、「エネルギー大綱」 をまとめる必要があると思います。 


そうしないと、いつも場当たり的対応をしているように見られ、国の威信も損なわれてしまいます。