NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
去る9月18日 電気事業連合会が、電力10社が、2011年度に排出した、二酸化炭素 (CO2) は、前年度 (2010年度) と比べて29%も増えたという。
増えた量は、日本全体の温暖化ガス排出量の一割弱に値するという、膨大なものである。
この主因は、CO2 を殆ど出さない、原子力発電所の稼働率の低下だという。
2012年度の、電力各社の、CO2排出量は、さらに増えそうだとのこと。
08年〜12年度の温暖化ガス排出量を、1990年比6%削減を約束した京都議定書の達成が大変難しくなってきました。
原発事故を契機に、原発廃止が声高らかに訴えられているが、温暖化ガス排出量増加の事は、誰も言わなくなった。
エネルギー問題は、論議を尽くさなければならない。場当たり的判断は許されない。