国はエンドレス

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日は、正月3日(木) です。


景況が今一の中ですが、どこの神社も、デパートも、人であふれています。


人々の顔は、明るくはないが、沈んでもいない。


格差が拡大しているといわれて久しいが、神社にお参りしている人を見ても、服装や、持ち物では、裕福な人と、そうでない人の見分けはつかない。


国の歳入 (税金) の、二倍の歳出計画を毎年立てて、それを実行し、国民にサービス (医療・年金・介護などなど) を提供しているのです。


国は、毎年、借金を重ねて、現在のサービスを維持しているのですが、常識的に、こんな状態が長続きするはずがない。


積みあがった借金の総額が、国民が持っている預貯金の額に近づき、世界一の借金大国になってしまったという。


早い話が、これまで低い税金で、国民への分配を増やし、預貯金を奨励してきた結果である。


国民が、国の借金を、国債の購入という形で、負い切れているうちは良いが、
外国人に依存しなければならない時代が、直ぐそこまでやってきているという。


そうなった時の、国債金利は一気に跳ねあがり、国が破綻するという。


こうなってからでは遅い、ということで、国は、消費税のアップを決めましたが、今の借金総額から見て、焼け石に水だという。


預貯金の大部分は、高齢者がもっているという。近々、相続税も上げて、高齢者の預貯金を、国に召し上げていくという。


今のサービスレベルを下げるか、増税するか、経済を再生して歳入を増やす方法もあるが、いろいろやりながら、借金をへらしていくしかないのである。


国民は、バカではないし、半分は理解し出した。


国は、もっとわかりやすく、現状と将来を説明し、国民に理解を求めるべきである。


人は、一生しかないが、国はエンドレスである。国民が理解した最善の方策を実行すれば、これから200年先ぐらいには、正常な国になる筈である。


要は、国の行く末、とるべく方策を早く話してもらいたい。