居場所を見つける

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


この3連休の間に、全国各地で、「成人式」 が開催されました。


概ね、有意義で平穏に執り行なわれたようですが、一部でしたが、今年も路上でお酒を飲んで大暴れをしたニュースも流れました。


良く考えて見ますと、若者が憂さをはらすという行動の裏には、必ずや社会のひずみが潜んでいると思います。


格差の拡大とか、若者の就職難、職場での疎外感などなど、社会の中で、”若者の居場所” がなくなっているのではないでしょうか。


同じ日に、東北の被災地の漁師の仲間の中に飛び込んで、その中に自分の居場所を見つけた若者の話が報道されました。


この若者は、飛び込んだ漁師仲間から、生まれて始めて、”頼りにされた” と語り、自分の居場所を掴んだ、とその喜びをニュースの中で語っていました。


若者たちの憂さばらしは、自分の居場所がない、そのはけ口を求めているのではないだろうか。


しかし、その居場所の確保は、社会もそうですが、先の若者のように本人の努力も必要です。


翻って、当しまだ環境ひろばの場合を考えて見ますと、大変でも活動に良く参加し、いつも情報を共有化している人は、不満が少ない


そうでない人が不満を口にします。 やはり大変でも、できるだけ活動に参加し、意思疎通する努力がお互いに必要ではないだろうか。


居場所を見つけるということは、大切な事だと感じる今日この頃です。