NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
ラクビーワールドカップ日本大会 1次リーグA組で、日本はスコットランドに勝ち4戦全勝、見事決勝に進出しました。
最初から最後までテレビ観戦しましたが、チーム一丸、心はひとつ、「ワンチーム」というスローガンのもとに、全員の闘志を結集し見事な勝利でした。
こんなにもチームは一丸になれるものか。
最後の10分 スコットランドの怒涛のような反撃を、全く乱れのない、絶対に勝つのだという気持ちで防ぎ切った。
ベンチにいた選手・スタッフたちも全員小躍りして喜ぶ姿を見て、全員参加とはこういうものかと、改めて感じ入りました。
聞くと、メンバー31人中、海外選手が15人、いわゆる「よそ者」 である。
今、小さなまちの、「まち起こし」 に取組んでいます。
まち起こしは、「地元者」 「よそ者」 「若者・女性」 の混合チームが望ましいと言われています。
■ 地元をこよなく、バカみたいに愛する人。
■ その地域には無関係だが、良さを理解し、買われた能力を全力で発揮しようとする人。
■ 古いしきたりにこだわらないで若さで頑張る人。
最初のうちは良いのだが、だんだん不満が出て来る。
不満の要因は、会(チーム)が、だんだん発展し始め、違和感や距離を感じ始めた人が出て来る事である。
その時、自分の考えはこうであるとしっかり主張すればよいのだがそれがない。
ただ楽しくない、面白くない、という。
楽しさ、面白さは、他から与えられるものではなく、自分で作り上げるものだということを分かっていない。
会の発展と共に、自分の居場所がなくなる。
地元をこよなく愛しバカみたいに頑張る人や、よそ者、若者にはこういう人はいない。
「ワンチーム」に徹し切った、ラクビー日本チームを見て、仕事を成し遂げるチームはこうでなければを強く感じました。
市民活動も、こうなれば良いのだが。