「しまだの里山30選視察」 に応募者殺到

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 と 「水とみどり分科会」 です。


しまだ環境ひろばでは、市からの委託事業で、「市民環境塾開催事業」 を請負い、年間十数回、市内各地で、市民対象に開催しています。


受講生は、年間で三百数十人になっており、平成15年から始まって既に10年経過しましたので、3千人を数えています。

積み重ねれば効果はあったと思います。


しかし、毎回、受講生集めには大変苦労しています。


各種団体や集会へ相乗りした開講はできるだけ避けて、努めて都度、「広報しまだ」 による公募や、公共施設の掲示板掲載などで、一般市民を集めて来ました。


しかし、最近の市民塾は、一般公募での応募者は、細るばかり。


市民塾ではありませんが、過日の、市民環境意識調査報告会は、調査に応じてくれた家庭に、報告会の案内状を300余人全員に配布したにもかかわらず、参加者はゼロ、しまだ環境ひろばが独自で集めた、いわば環境関係者だけが出席という状態でした。


ちなみに、先に、市がホームページで掲載した、「第二次環境基本計画 (案)」 に対するパブリックコメント (市民に対する意見聴取) は、一般市民からの投稿はゼロでした。


これだけ重要な基本計画への意見が、僅か、しまだ環境ひろばの会員 たった一名からの投稿だけでした。


県や市や市民団体の、連絡会に出ても、環境イベントへの参加者や環境団体への入会者の少なさを嘆いた発言がしきりにでますが、何か対策が必要な時期ではないのでしょうか。


来る3月10日 しまだ環境ひろば主催の、市民環境塾 「第5回 市民が選んだ、しまだの里山30選をバスで視察しよう」 には、応募者が殺到しています。


これはどう解釈したら良いのでしょうか。


応募チラシの書き方でしょうか。


それとも、環境だけではダメで、そこに楽しみを加えないと、公募者は集まらないのでしょうか。


複雑な気持ちで、悩んでいます。