新年度スタート、非常識がまかり通る

NOP法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


新年度に入りましたが ”開店休業” です。


3月末まで一生懸命やってきたのに、4月に入った途端この状態です。


毎年、4月一ヶ月間は、お休みです。


長年染み付いた習慣は恐ろしい。


一般企業では考えられない事が、地域や市民団体では非常識がまかり通っています。


新年度の活動計画を決めるのは、新年度の総会 (毎年4月末) でなければ決まらない。


総会は、昨年度の決算報告を兼ねて、新年度の活動と予算が決まります。


活動予算の半分は、国・県・市や公益団体の助成事業と関係しています。


ところがこれらの助成事業は、早くても6月〜9月に示され、認可されて実行に移す時期は、いつも年度の半分ぐらい経過した頃です。


こうした事が影響しているのでしょか? 年度の前半期は、ぼちぼちで、拍車がかかるのは、いつも年度後半です。


そうして終わりは、3月末で強制的に切られてしまいます。


一年を半年で暮らす長年の習慣が染み付いており、一般企業リタイヤー組から見たら本当に違和感のあるところです。


これでは、地域社会の発展はありません。


行政だろうと、市民団体だろうと、新年度の活動や予算計画は3月中旬までに決めて4月から好スタートを切ることは常識だと思います。


国の予算もまだ決まりません。地方は尚更です。


当然、収入は予測し、予測した収入を実現するように頑張り、ダメなら中間時点で計画の見直しを計るやり方に変えなければならない。


民間では当たり前のことです。


同じようなことで、”予算は使い切る” というような前近代的なやり方も、同じような部類になるが、何とか仕組みや考え方を払拭しなければならない。


新年度から当会も実行に移したい。