NPO法人 しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 です。
今年も 「竹の子」 の季節となりました。
竹の種類はいっぱいありますが、いつもは厄介もの扱いの、「孟宗竹」 ですが、竹の子として食べるには、一番美味い。
島田市は、国道一号線 (元のバイパス) や、はなみずき通り沿いの山すそは、孟宗竹でいっぱいですが、 ”竹の子の産地” といわれた事はない。
なぜかといえば、全く手が入っていない、”荒廃竹林” だからです。
竹の子も一応とれますが、美味くありません。
放置竹林では、美味しい竹の子はできません。
やはり、傘をさして歩ける位の間隔まで間引いて、ある程度の肥やしと、太陽の光を入れなければ美味しい竹の子は出来ません。
島田市の山すそは、もう20年もすれば、殆どが放置された、”孟宗竹” で覆われてしまいます。
農家の高齢者が、細々間伐していますが、間もなく茶畑も、果樹園もなくなってしまうでしょう。
しまだ環境ひろばでは、現在4ヶ所の放置竹林を整備中ですが、その何十倍の荒廃竹林があり、どうにもなりません。
どうしたら良いのでしょうか。 気が遠くなります。