「島田市総合計画」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


どこの市町村にもあるが、島田市にも、「島田市総合計画」 がある。


市のいろいろな計画の頂点にある計画です。


島田市の総合計画は、「基本理念」と、「4つのプロジェクト」と、「7つの施策」 (まちづくり) で構成されています。


その7つの施策の最後の7項目に、「市民と行政がともに創る活力に満ちたまち」 づくりが書いてあります。


要は、市民と行政がどう協働して、まちづくりを進めるか、の基本的方針が書いてあります。


去る、4月1日 日本経済新聞のコラム欄に、”市民討議で「決める政治」”という記事が掲載されました。


決められない政治に対する批判の一方で、地域合意を形成しないとできない課題は、市民討議できめていく方式を試行する動きをとる自治体も出てきた。


記事は、民主主義は、本当に手間も時間かかるシステムであるが、成熟社会=財政難の中で、そのコストを引き受ける市民が育つ事は、地方自治の新しい回路になると論じています。


市民も相当な覚悟と責任が必要となる仕組みです。


その代わり、反対のための反対行動をとったり、成算のない主張や抵抗をしたりすることは絶対に許されません。


日本の市民参加はまだ始まったばかり、島田市でも、市民と行政が建設的に話合い、問題を着実に解決していく仕組みを早く構築して行きたいものだ。