活動を形にする人材を期待 !

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


市内で活動する、”環境市民団体” が、疲れてきています。


会員が減ったり、活動が萎んだり、目に見えてきました。


背景には、人材難であったり、資金難であったりしていますが、本当の理由は、やりがい、満足感、達成感の欠如ではないだろうか。


どこの団体も、”目的” をもってやっています。


例えば、ある団体は、放置竹林を整備して、雑木林に蘇らせたり、耕作放棄地を再生して市民農園にしたりしています。


また、ある団体は、生ごみを堆肥化して、ゴミを燃やさないで資源化を目指しています。


しかし、一団体でできることは、本当にしれています。


その活動が、他の団体に波及したり、まち全体に広がったり、線から面への拡大が、真の目的なのです。


ところが、島田市には環境団体がいくつもありながら、連携するとか、助け合うとかの動きが全くありません。


更に問題なのは、活動の殆どが、手段 (お祭り・フェア・講演会・学習会・見学会・視察会・意見交換会などなど) で終わっている点です。


手段をやれば、目的が達成されたと思っていることです。


そこに市民活動の甘さ、甘えがあると思います。


やはり、活動するかぎり、何か形になるものを目指す、これができて初めて、目的の一部を実現した事になり、そこに喜び、満足感、達成感が生まれ、さらにやってみようという、挑戦意欲が湧いてきます。


今、市民団体には、それが無くなってきています。


今回の、「ゆめ・みらい百人会議」 で、どんな人材が応募してくるか、是非活動を形にする人材が出てくることを切望したい。