衣類分別収集システム

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (9月3日 火) は、富士市の環境部を訪問させて頂き、 「だっくす食ん太くん」 と 「衣類分別収集システム」 を学習しました。


現在、富士市は、現環境クリーンセンターで、300トン/一日当たり のごみを焼却しているとのこと。


同センターは、26年も使い老朽化し、新しいセンターの建設を余儀なくされていますが、敢えて新センターの処理能力を、250トン/一日当たり に設定したとのこと。


50トン減らすという至上命題を立てて退路を断って排出量の削減に懸命になっています。


いくつか考えだされた排出量の削減の一つが、「衣類の分別収集システム」 です。


システムの内容は、極めてシンプルで、市民と行政の協働で、島田市でも直ぐにでもできそうです。


◆ 集積場所は、34ヶ所の公民館など公共施設の屋内スペース。(雨にぬれない・盗まれない)
◆ ボックスの設置 (いつでも好きな時間に)
◆ 集積場所からの衣類の引き取り運賃は、業者負担
◆ 衣類は、業者へ売り渡し (価格契約・市の財源として入金) 業者は、中古衣類としてアジアやアフリカに輸出するのだという。


過日、ごみの先端都市 「東京都戸田市の環境部」 を訪問し、勉強しましたが、戸田市は、業者への売り渡し価格は、資源ごみごと (新聞紙・雑誌・プラスチックなどなど) ”毎日の価格相場” を見て、できるだけ高値で売っているという。


そこまでやっているのか、と驚きましたが、ごみを全てお金に変えるという、”先端都市の執念” は、企業意識そのものです。


島田市でも、新市長さんが、 ”衣類の分別収集” を課題に上げて計画していますが、頑張ってもらいたいものです。


ただ、島田市は、「フリーマーケット」 が盛んですので、この関係者との話会いは大事だと思います。


市民 (市民団体) は、本件の実行に向けて、最大協力をしたいものだ。