NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨日 (1月16日 土) は、島田 NO..2地区 の、月二回のうち、二回目の、古紙類 (ダンボール・新聞紙・雑誌・雑紙) の収集日でした。
朝、8:00 まだ2家族程度の排出量でした。 (写真)
最近、新聞の排出量が極端に減っているようだ。
要因は、
■ 新聞を購読している世帯の大幅減少 (電子版への切り替え)
■ 民間業者による、空き地への 「ダストボックス」 の急増
民間業者が空き地に設置した、「ダストボックス」 は、いつ行っても、満杯状態だ。
町内指定の公の排出場所から、そちらに移っているのである。
この現象は、どう考えたら良いのだろうか。 市の回収の手間が無くなるが。 ?
その理由は、いつでも排出できる便利さにある。
市民は、捨てようと、思いついたらすぐ捨てたいのだ。
民間業者は、その心理を良く読んでいる。
古紙類の収集日は、「雑紙」 も収集しているが、集積場所に排出される、「雑紙」 は僅かである。
多くの雑紙は、市が回収している、「燃えるごみ」 の袋の中に排出され、「溶融炉」 で燃やされる。
「雑紙」 を、燃えるごみ袋に入れないで、これから分別回収するためには、
■ 市民が、分別のクセを付けること。 (燃えるごみではない、という感覚の徹底)
■ 分別するための、小道具 (専用袋) の用意
■ 雑紙は、丸めないで、平たくして積み重ねるクセを付ける。
■ 収集日を徹底する。
こういう対策を取ったとしても、これまでの、燃えるごみ袋に入れてきた便利さ、調法さからは、簡単には抜け出せないだろう。
余程の覚悟がないと難しい。
ごみは、資源だ、宝だ、という原点に帰って、ごみ問題を考えてみたい。
写真は、昨日 早朝の古紙集積場所の様子です。 (島田 NO.2 の某場所)