ごみの減量化は、毎日の行動を変えることから始まる。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばでは、昨年 平成26年7月から9月まで、3月間、一般市民 12世帯の協力を頂いて、「生ごみの分別による、5つの堆肥化方法の実証実験」 を行いました。


実験を終了して、生ごみの分別収集に協力してくれた世帯(12軒)に事後アンケート調査を実施した結果、
「今回は3ヶ月の実験でしたが、もし年間を通じて分別収集を始めるといったら、あなたの家庭ではどの程度分別が実行できると思いますか?」 の問いに対し、できる 70% ある程度できる 30%の回答でした。


また、平成26年12月 「島田市の循環型社会を考える会」 が実施した市民対象調査 (1149世帯 回答648世帯) によると、同じ問いに対し、できる 23% ある程度できる 58%の回答でした。


島田市民は、仮に行政が、「生ごみの分別」 を打ち出した場合は、協力しようとする姿勢が見えます。


今、「島田市ゆめ・みらい百人会議 エコまち未来Proj」 では、「茶殻・調理くずの分別による水分除去」 と 「雑紙の分別」 実験をやっています。

島田市は、現在、燃えるごみは、 「溶融炉」 で焼却していますが、「燃えるごみ袋」 に入っているごみの、容量や重量の削減が大きな課題ですが、どうしてやるかの具体策がありません。


◆ ごみの水分を切る工夫

◆ 容量を大きくしない工夫

◆ 水に触れさせない工夫

◆ 分別して資源化する工夫


実験の結果、これらは、市民が、毎日ちょっとした行動を変えることでできることがわかりました。


これまで、疑問を持つこともなく燃えるごみに入れていた行動を変えるだけで、かなりの燃料費の節約や運搬費の削減ができそうです。


主役は、市民です。


市民がその気になればできることです。


時間を十分かけて、市民が理解し、納得をする努力をして行かねばならない。