次世代電力計(スマートメーター)の検討進む
NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
政府は、2016年、”電力の自由化” を目指しています。
そのために、次世代電力計 (スマートメーター) の普及が欠かせません。
<次世代電力計 = スマートメーター の概要>
■ 今、各戸の電力使用量は、検針員が一軒一軒の家庭を巡回して調べていますが、検針業務が自動化されます。
■ 電力会社は、電気の使用量がリアルタイムでつかめるので、需要の予測、設備投資計画、などが柔軟にできるようになります。
■ 家庭では、電気製品とつなぐことによって、電気製品ごとの自動調整や節約、高齢者の健康状態の異変の察知などもできるようになります。
政府は、電力会社に向けて導入の前倒し要請を始めましたが、各電力会社ごとの仕様の統一 (全国共通仕様) も働きかけています。
既に東京電力が、スペックを発表しているが、これをベースに話合いが進んでいる模様です。
これにより、コスト低減と、普及の迅速化、自由化の公正な競争などが期待できます。
いずれにしても、次世代電力計の採用で、電力を取り巻く世界は、産業界でも、家庭でも大きな変革が待っています。