次世代電力計の導入で生活が変わる

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


電力各社が、次世代電力計 (スマートメーター) の導入完了を大幅に繰り上げて、2024年までに全世帯に設置する事を決めたという。


■ スマートメーターの登場は、これまで検針員が家庭を訪問して電力計をチェックしていた仕組みから、電力会社に30分単位で電力の使用量が自動送信される仕組みに変わる。


■ これにより、電力会社は、電力の需要予測が正確になり、余分な発電設備を抑えることができるなど、あらゆる面で効果が大きい。


■ 集まってきた電力の消費データを使った新しいビジネス (高齢者の健康状態の見守り、自動制御ができる家庭用・業務用設備機器など) も生まれる。


東京電力は、今年4月から導入を始めて、2020年には導入完了とのこと。


中部電力は、導入時点は不明だが、2022年度末には完了させるとの事である。


■ 消費者も、自宅でどのように電気をつかっているかをほぼリアルタイムで把握する事が可能になる。


従い、電気料金の安い時間帯に、洗濯や掃除をこなすなど節電の工夫ができ、生活が一変する。


いずれにしても、近々、節電にも大きく貢献するスマートメーターの登場により、機器も操作も、また生活も大きく変わる世の中が来る事は間違いない。